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ステンレスをアルミ化した場合のメリットとデメリット
2023/10/18 18:24
- ステンレスをアルミ化した場合、メリットとしては材料費の軽減や塗装の付きが良くなること、さび止め下地処理の不要化、曲げ切る溶接の容易さ、および耐久性が向上することが挙げられます。
- 一方、デメリットとしては強度の低下があり、使用方法によっては厚くする必要があることがあります。
- 他にも、アルミ化することによる断熱性や導電性の変化、および見た目の違いなどが考えられます。
ステンレスを、アルミ化した場合のメリットと、デメ…
2011/03/10 13:37
ステンレスを、アルミ化した場合のメリットと、デメリットは?
現在、加湿器の様な家電のボディーを、SUS304で、製作しております。
しかし、先日材料メーカーから、アルミに変えると、安いのでは?と言われました。そこで、SUS304で造った場合の重量約3kgとして、同じサイズでアルミ化した場合のメリットデメリットに尽いて教えてください。
一応メリット、
?材料費的には、軽くなるので比重的にアルミが安くなる。
?塗装の付きがよくなり、さび止め下地処理が要らなくなる。
?曲げ切る溶接が楽になる。
?さびない。
デメリット
?強度が弱くなるので、使い方次第では、厚くしたりする必要がある。
ほかに、メリットデメリットありましたら教えてください。
質問者が選んだベストアンサー
アルミとSUS304の差は、特性の差であって、それをメリット・デメリットと言うのも難しいものです。
そういった見方を変えて頂くためのアドバイスです。
>?材料費的には、軽くなるので比重的にアルミが安くなる。
アルミ(非鉄系)は、価格変動が大きいです。
安いと判断するには、使用量と価格変動に注意が必要です。
>?塗装の付きがよくなり、さび止め下地処理が要らなくなる。
>?さびない。
ステンレス304より錆びます。
ステンレス(ステイン⇒錆び レス⇒ない)は耐食性に優れます。
アルミは、アルマイト処理等しなければなりません。(コストUP)
>?曲げ切る溶接が楽になる。
アルミはRの小さい曲げでは、非常に割れやすい。
TIG、スポットなど溶接性は、ステンレス304の方が容易です。
>?強度が弱くなるので、使い方次第では、厚くしたりする必要がある。
強度は、厚みでなく、断面形状(構造)で決まります。(リブ加工など必要)
引張り強さは、ステンレスの半分ですので、切断加工は容易になります。
また、アルミ耐食性に関連しますが、アースなど導電させると接触部が腐食します。
「コストありき」、「形が同じ」でなく、もともとステンレスを選択した経緯、背景を調べることも必要かもしれません。
選択肢に鋼板、メッキ鋼板が入らないのが疑問ですね。
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その他の回答 (3件中 1~3件目)
アルミは錆びないは都市伝説です
アルミ鍋が黒くなってるものや ← 水酸化アルミ
エンジンが白くなってるもの ← 酸化アルミ
など 腐食します 腐食=錆び と普通言う
曲げ切る溶接が楽になる
曲げ 材質によって割れます
切る 材質によって溶着します
溶接 薄いと 溶け切ってしまいます
加湿器の様な家電のボディーなら
ABSあたりが一番安くて いいのではないでしょうか
塗装いらない
お礼
2011/03/15 11:32
ありがとうございます。
とても参考になりました。
ちょっこし僕の知っている範囲での補足です。
デメリット
?アルミ合金は厳密には錆びます。
なので、アルマイト処理を行ったりします。
塗装も長期間の使用で剥げてくる可能性もありますので、
使用する装置によっては慎重に検討しなければなりません。
(家電のボディーなら大丈夫だとは思いますが。)
メリット
?軽量化することで、扱いやすくなる他にも
運搬コストが格段に下がると思います。
なんてったってステンレスの約1/3ですから。
?ステンレスよりやわらかいので加工が比較的容易になる。
こんなところでしょうか。
お礼
2011/03/11 09:58
アドバイス有り難う御座いました。
慎重に検討しなければなりませんね。
お礼
2011/03/11 10:01
有り難うございます。
とても勉強になりました。
単純発想で決めずに良かったです。
アースも必要なので、まったく安易でした。
銅板、メッキ鋼板に尽いても、いろいろ聞きたいもので御座います。