本文へ移動
サポートシェアリングソリューション
OKWAVE Plus

このQ&Aは役に立ちましたか?

ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:SUS304と焼き付かない、SUS420J2の焼…)

SUS304と焼き付かない、SUS420J2の焼き入れ硬度について

2023/09/07 03:27

このQ&Aのポイント
  • SUS304同士のボルト・ナットの焼き付きが発生したため、ボルトの材質をSUS420J2に変更しようと考えています。
  • SUS420J2に焼き入れ焼き戻しを行った場合、HRC20~55まで様々な硬度が出せることが分かりました。
  • SUS420J2のボルト(M8x70)をSUS304のタップに焼き付かせない為には焼き入れ硬度がどのくらい必要なのかお教えいただきたいです。
※ 以下は、質問の原文です

SUS304と焼き付かない、SUS420J2の焼…

2011/04/01 16:51

SUS304と焼き付かない、SUS420J2の焼き入れ硬度について

SUS304同士のボルト・ナットの焼き付きが発生したため
http://www.silicolloy.co.jp/silicolloya2Tribo.html
を根拠に、ボルトの材質をSUS420J2に変更しようと考えています

調べてみたところ、SUS420J2に焼き入れ焼き戻しを行った場合
HRC20~55まで様々な硬度が出せることが分かりました

SUS420J2のボルト(M8x70)をSUS304のタップに焼き付かせない為には
焼き入れ硬度がどのくらい必要なのかお教えいただきたいのです

と言いますのも、根拠とした上記リンクでは
SUS420J2の硬度を約HRC53~54の条件化で試験されている為
その程度の硬度を想定していたのですが
SUS420J2を旋削加工後に熱処理を加えると、変形する可能性があるとのことで
熱処理済のHPM38を加工することが加工先様より提案されて参りました

しかし、熱処理済HPM38はHRC50~55もあり
加工費用が大変高価になってしまいます

経済性を加味した上で

?SUS420J2の旋削加工後に焼き入れ(HRC50~55)
問題点:曲がり等の変形が大きい場合には使えない

?HPM38焼き入れ後に(HRC50~55)旋削加工
問題点:加工費用が高価になる

?プリハードンHPM38(HRC29~33)に旋削加工のみ
問題点:この程度の硬度でSUS304のナットと焼き付きを起こさないのか不明

?~?のうちどれかに決めたいと思っております
決定に際しての要について、ご教示いただけますと大変有難いのですが
よろしくお願い申し上げます

変更材質をSUS420J2に決めた根拠
http://www.silicolloy.co.jp/silicolloya2Tribo.html

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2011/04/02 09:41
回答No.1

難問が多いですねぇ

1.ボルトをHRC50~55
硬くすると引張強さは比例して上がる。但しピークを過ぎると崖落し。
衝撃値(Kv)は硬さに反比例的。ボルトなど疲れ強さが必要なのは、硬さを適度に下げる。
焼戻脆性を避けるため、550℃~の高温焼戻を実施。

キャップボルトはSCM435、HRc37、Kv75ぐらい。
SUS420J2の衝撃値は低い。
  600℃高温焼戻でHRc32、Kv25。低温焼戻200℃でHRc52、Kv24
  http://www.trafilix.com/en_pdf/AISI420.pdf
  http://www.silicolloy.co.jp/sus420J2.html
  国内サイトでは得にくいデータを海外相当品で補完

荷重が厳しい条件下、折れた時の被害大なら止めた方が・・・
  http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=251655&event=QE0004
  JISB6339 但しねじ部は浸炭防止が望ましい

2.焼き付き
呈示サイト以上の知見は持ってません。これにある低温窒化処理は?
焼入れの効果はあるが、大丈夫なレベルなのか心配は尽きない。
使用環境によっては、固体潤滑剤、コーティングで回避する策もある。

?プリハードンHPM38(HRC29~33)
キャップボルトと同レベルなので意味ないと思われる。
  http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=250614&event=QE0004
  『SUS303,,、と異種のSUS316の方が無難でしょう』
  信じ難い 仲良し兄弟どころか恋人ぐらいくっつく!!

3.耐錆性
SUS420J2、HPM38 に SUS304 同等を要求するのは無理

4.SUS420J2焼入(HRC50~55)したあとの旋削加工
タップ加工なら、高硬度鋼用タップで可能。
円筒削りなら、問題なく削れる。
おねじ加工は難しいのでは?

お礼

2011/04/02 11:21

岩魚内様

順序立てて分かり易いご説明、ありがとうございます
どれだけ矛盾することを求めているのか、思い知りました

プリハードン鋼HPM38に加工のみの選択肢が消えたのは大きいです
HRC40程度の硬さを目標に進めます

錆の問題も同時に心配ですが、他の器具がSUS420J2で問題なく
運用されている環境ですので、このまま進んでみます

ありがとうございました。大変に助かりました

質問者

このQ&Aは役に立ちましたか?

この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。

質問する

お礼をおくりました

さらに、この回答をベストアンサーに選びますか?

ベストアンサーを選ぶと質問が締切られます。
なおベストアンサーを選びなおすことはできません。