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電動機の起動に必要な発電機容量の選定方法
2023/10/18 16:47
- 電動機の起動に必要な発電機容量を選定する方法について説明します。
- 発電機容量の選定には、モータ始動時の電圧降下を考慮した計算式が使用されます。
- 起動時の負荷側の動力を基準にして発電機容量を計算することが一般的です。
電動機の起動に必要な発電機容量の選定について
2011/04/21 12:51
ポンプを駆動させる電動機に必要な発電機の容量(KVA)の選定で
悩んでおります。
使用する電動機は75kWの三相誘導電動機ですが、
電動機起動時は負荷側(ポンプ)の動力はせいぜい25kW程度で、
その後、安全にポンプが起動されたことが確認できた後、
ポンプの配管上のバルブ操作により、ポンプの吐出圧力が上げられ
ポンプ動力は75kWにまで達します。
発電機の容量を選定する場合、
モータ始動時の電圧降下を考慮した発電機容量を求める計算式
発電機容量(PG)=Xd'(1-ΔV)/ΔV×Pm×β×Cというのがありますが、
この計算式のPm(モーター出力)は起動時の負荷側(ポンプ)の
動力25kWで計算してよいのでしょうか?
それとも75kWのモーターを使用しているので75kWで
計算するものなのでしょうか
回答 (1件中 1~1件目)
>発電機容量(PG)=Xd'(1-ΔV)/ΔV×Pm×β×Cというのがありますが、
>それとも75kWのモーターを使用しているので75kWで計算するものなのでしょうか
常識的にはこちらになります
モータには起動突入電流がありますので発電機に限らず
トランスでもブレーカでも突入電流を考慮してモータ容量の2~3倍以上の
電源容量が必要になります
但し、これには例えばインバータ駆動とかは考慮されていません
インバータで起動電流が最小になるような加速時間にする事は想定されていません
インバータで起動電流を小さくすればトランス等は小さく出来ます
でもしかし、インバータが故障して仮設の電磁開閉器で直入れ駆動しようとしたら
電源容量不足で起動できなくなります
そのような事態を見越してインバータ駆動であってもトランスもブレーカも
直入れ駆動の場合と同様な容量にするのが一般的です
本件の場合でも同様に、何がどうあろうと絶対に無負荷でしかモータは起動しない
と、言う保証なりインタロックなりがあれば
それなりに発電機容量を小さく出来ると思う
ただ、このネット上のアヤフヤ情報を鵜呑みにして実行する勇気はありますか?
2.2kw程度のモータなら「ダメでした」でも被害は少ないでしょうけれど
75kwもあるとゴメンナサイでは済まないと思う
発電機メーカとモータメーカとポンプメーカを同時に呼びつけて
確認される事をお勧めします
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お礼
2011/04/22 08:40
ありがとうございました。
確かに、おっしゃるとおり
発電機メーカー、モーターメーカー等にも
確認をとってみたいと思います。