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白アルマイト処理後のべたつき
2023/10/18 14:33
- アルミ加工品の白アルマイト処理を施した後、表面にべたつきが生じています。
- 風孔処理不足がべたつきの原因と考えられます。
- 再処理や特殊な方法を用いることでべたつきを解消できる可能性があります。
白アルマイト処理後のべたつき
2011/07/21 19:53
アルミ加工品を白アルマイト処理をしたところ、表面にべたつきがあります。
調べてみると、風孔処理不足等の原因が考えられるようですが、解消するには再処理という方法になるのでしょうか?
水洗い等では少しましになるのですが、べたつきをとる方法があれば教えていただきたいです。
質問者が選んだベストアンサー
納品直後の状況であれば、返品して処置してもらった方がよいですよ。
URLを抜粋した内容を以下に記します。
希硫酸を電解液にしたアルマイト皮膜は、バリヤー層と無数の微細孔からなる多孔質皮膜で、
最も普及している陽極酸化法です。
肉眼では見えませんが、アルマイト皮膜は、蜂の巣のような六角柱のセルの集合体で、それ
ぞれ中心に微細な孔があり、素地界面に生成したバリアー層まで通じています。
この微細孔があるため、アルマイト皮膜は、高硬度であるのに加えて、吸着性が強く、容易に
染色や着色を施すことができます。
各種着色アルマイトは、アルマイト処理後、染料に浸せきすることにより、微細孔に染料を
浸透させ、着色する表面処理です。
微細孔が開いたままでは、汚染物質や腐食物質も吸収してしまい、汚れやすく、耐食性も
十分ではありません。
後処理として、封孔処理を施すことにより、皮膜表面の微細孔を塞ぎ、耐食性、耐候性、
耐汚染性を向上させ、仕上げます。
なので、表面のべたつきには注意してください。
さて、急を要する場合は温水で洗い流し乾燥処理して使用ですが、恒久使用品は再製作
して交換した方がよいと思います。
表面のべたつきは、納品直後の状況であれば硫酸成分+αだと思います。
硫酸はベタベタしますし、酸なので腐食の原因にもなりますし、衣服に付くと衣服が劣化
し易くなります。
硫酸は、温水で洗浄するとベタベタ作用が薄れ洗浄し易くなりますが、微細孔に留まり易い
ので、攪拌か循環の温水洗浄を充分に(長い時間)行わないと、今度は乾燥した粉状態の
硫酸成分がでてくる恐れもありました。
業者さんに処置なので安心しました。
最終的な貴殿の見解は、如何したかな?
そして、閉じましょう。
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その他の回答 (3件中 1~3件目)
アルマイト処理業者さんに不良返品する時間的余裕が無い時は煮沸するか蒸すかすると封孔できます。
きちんと処理できたかどうかはセロテープを張り付けてから剥がし、粘着層がワークに残るかどうかで判断できます。
お礼
2011/07/22 18:54
自分でも封孔できるんですね。確認の仕方も今後の参考にしたいと思います。
ありがとうございました。
頭を下げてお願いします・・・という関係でないなら、不良として返品。
http://www.joho-kyoto.or.jp/~ooi-mtl/ooi-arumi020.html
アルマイト(陽極酸化)処理を行った後は、必ず封孔処理が必要である(電着塗装を行うもの
については別)。 つまり酸化皮膜には多数の孔があり、この孔は吸水性であり、このままでは
皮膜に耐久性、汚れ、耐食性が無い
お礼
2011/07/22 18:55
皮膜に耐久性、汚れ、耐食性が無いのでは困りますので、業者に処置していただきます。
ありがとうございました。
お礼
2011/07/22 18:50
処理が不十分だということですので、業者さんに処置していただきます。
今後、引き取り時の確認をしっかりしたいと思います。
ありがとうございました。
処理屋さんに再処理していただきました
質問後、放置して申し訳ありません
みなさんありがとうございました