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SUS316Lのエッチングについて
2023/09/07 05:51
- SUS316Lのエッチングにおいて、処理始めと処理経過でエッチングの量が3%程度変化する現象について理由を知りたい
- SUS316Lのエッチングにおいて、処理の開始と経過でエッチング量が一定変化する理由を教えてください
- SUS316Lのエッチングで処理開始と経過でエッチング量が変化する現象について詳細な原因を知りたい
SUS316Lのエッチングについて
2011/08/27 11:43
【質問内容】
処理始めのワークと処理を始めてから少し経過した状態で処理したワークでエッチングの量が3%程度変化するということについて何かご存知の方がいればこの現象はどうして起こるのかを教えていただければと思っております。
【状況】
・ワークの大きさ:A4サイズのプレス成形品
・槽の大きさ:860mm程度 ワーク2枚分くらいは同時に入っている
・処理液:塩化第二鉄液
・比重:1.440前後
・処理方法:槽に液を溜めている状態の中にワークを搬送させてエッチングを行う
・毎日処理が終了すると装置を立ち下げる
⇒毎朝比重が一定になるように新液を入れて調整(普段使用している比重が高めで新液の方が比重が低い為)してから処理を行う。
・温度、塩酸濃度、比重を規定値にして朝処理を開始するのですが、
処理1枚目と30枚目ではエッチングの量が3%程変化し、その後連続して処理を行っていくと3%変化したところで安定して処理が行えます。
一度処理を止めてしまうと朝よりはひどくは無いですが同じように処理開始と少し経過したところではエッチング量が変化します。
液が活性化する等があるのかな?と思っているのですがよくわからないのでご存知の方がいれば教えていただきたいです。
宜しくお願い致します。
質問者が選んだベストアンサー
詳細内容が不明なので、????です。
さて、SUS特有の不動態膜(酸化膜)の変化は考えられないでしょうか?
又は、濃度変化や温度変化が。(廃液等での液溜まりは無いでしょうか?)
比重測定で、濃度換算しているみたいですが、濃度計で測定してみてください。
レンタルもしているみたいですよ。(赤外線分光法式等での)
物理や化学現象は、正直ですから。
確認するべき内容は、前アドバイスに記述した2項目です。
そして、不明な内容は、処理枚数に対しての時間的経緯とエッチング量です。
ですが、推測で論ずるなら、塩酸水溶液の溶存酸素量が変化したためと考えます。
槽に対してワークを立ててエッチングすると、上面と下面ではエッチング量が異なると
思います。
濃度計では、比重での間接的な濃度変化測定ではなしに、直接的な濃度変化を確認し、
エッチング量換算すべきだと考えました。(実際の濃度変化も確認する必要があるからです)
でも、一番に必要なのは、溶存酸素量の変化と考えます。
溶存酸素量も測定できるので確認してください。
溶存酸素量が異なれば、不動態/酸化膜再生&エッチングの再現性が異なり、エッチング量
が異なります。
蛇足ですが、ワークは寝かせて処理でしょうか?
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お礼
2011/08/27 13:10
アドバイスありがとうございました!
そして詳細内容が不明な点申し訳ございませんでした。
もっとこういうことがわかればアドバイス出来るよということがあれば
教えて頂けますか?
言える範囲でということになってしまいますが、
出来る限り詳細説明させていただきます。
また、濃度計での測定で何かわかるか試してみたいと思います。
追記して下さり、ありがとうございます。
すみませんが時間的経緯ということが具体的にどういうことかわからなかったので欲しい内容と異なっていたらすみません。
不明な内容として書いて下さった内容について回答致します。
・エッチング量は1.2g/枚程度です。
・初期は少し多めにエッチングされ、だんだんエッチング量が落ちていって約5分後に初期から3%落ちた状態(1.2g)になり落ち着きます。
・ワークは寝かせて処理をしています。
溶存酸素量が異なることでエッチングが変わるということは考えていなかったので確認したいと思います。
以上よろしくお願い致します。