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液体配管の圧力損失とは?
2023/10/18 13:40
- 液体配管の圧力損失について調査します。処理槽とサブ槽が配管で接続され、ポンプによる循環系になっている場合、配管の圧力損失を知りたいです。
- 液体配管の圧力損失は、処理槽とサブ槽を接続する配管において発生します。ポンプによる循環系において配管の圧力損失を求めるため、各部の条件を考慮して計算を行います。
- 液体を処理槽とサブ槽で循環させる配管において、ポンプの運転条件や材質、配管の長さや形状などの要素によって圧力損失が発生します。本質的な流体の流れやポンプの性能を考慮して、配管の圧力損失を評価する方法を考えます。
液体における配管の圧力損失について
2011/08/30 19:50
※概要 : 処理槽(やや上部)とサブ槽(下部)があり、配管で
接続され、ポンプによる循環系になっている配管の
圧力損失が知りたいです。
※サブ槽からポンプで吸い込み、処理槽にポンプアップし、
オーバーフロー配管で、またサブ槽に戻ってくるものとします。
※処理槽上部と、ポンプ吸い込み部の高低差は1.5mです。
サブ槽とポンプは仮に床面に設置されているものとします。
?ポンプ:
1)PP製マグネットポンプ(エレポン:SL-20N)
(http://www.elepon.co.jp/products/cate1_1_sl.html)
2)配置:サブ槽下部と同じ高さに設置するものとします。
?ポンプ吐出配管:
1)材質 :VP20A
2)水平配管距離 :2m
3)垂直配管距離 :1.5m
4)エルボ(TSエルボ20A) :3ケ所(処理槽流入部の1ケ所も含む)
?オーバーフロー配管
1)材質 :VP40A
2)水平配管距離 :1m
3)垂直配管距離 :0.75m(サブ槽の高さがあるため1.5mでない)
4)エルボ(TSエルボ20A) :3ケ所(処理槽流入部の1ケ所も含む)
?処理槽
1)材質 :PVC
2)吐出の垂直配管が1.5mだが、処理槽は0.5m高さとして
液は処理槽上部から処理槽内に流入するとします。
?サブ槽
1)材質 :PVC
2)サブ槽下部から、ポンプが吸い込むとします。
?流体:
1)液種:水(本当は水に近い薬液ですが、水とした方が計算
しやすいので、水でお願いします。ただ、計算式の
中で比重・比熱・粘度が必要でしたら、計算に
含めていただければと思います。)
2)温度:40℃
※仮に吐出量を決める必要があるのであれば、25L/minでお願いします。
その必要はなく、性能曲線から判断するのであれば、それでお願いします。
※その他、条件として不備があるものは、仮に決めていただいて
計算していただければと思います。
※±10%くらいの誤差ならOKですので、処理槽部・サブ槽部などの
細かい形状によって、微妙に流量が変わるというのは無視して
いただければと思います。
※サブ槽の詳細な寸法が必要だというのであれば、
サブ槽とオーバーフロー配管は無視していただいて、
処理槽とポンプ間で循環しているなど、回答していただける方のほうで
形状を仮に決めていただければと思います。
係数などもお調べいただくことになり、
大変お手数おかけしますが、よろしくお願い致します。
回答 (3件中 1~3件目)
> ?ポンプ:
> 1)PP製マグネットポンプ(エレポン:SL-20N)
> 2)配置:サブ槽下部と同じ高さに設置するものとします。
マグネットポンプの性能曲線を確認する場合に、登録が必要なのはきつい。
マグネットポンプの吸い込み側は、空廻し不可なのでサブ槽液面より低く取付なので、
0.00*MPa程度での流量25L/min確認で可と考える。(真空計測定値があればベター)
> ?ポンプ吐出配管:
> 1)材質 :VP20A
> 2)水平配管距離 :2m
> 3)垂直配管距離 :1.5m
> 4)エルボ(TSエルボ20A) :3ケ所(処理槽流入部の1ケ所も含む)
マグネットポンプの吐き出し側は、使用周波数にもよりますが、50Hzでも流量25L/minなら
全揚程5m以上なので5mで確認。吸い込み側配置がサブ槽下部と同じ高さに設置するもの
とするなので、5mで確認。5m-1.5m = 3.5m以内の圧力損失水頭であればよい。
> ?オーバーフロー配管
> 1)材質 :VP40A
> 2)水平配管距離 :1m
> 3)垂直配管距離 :0.75m(サブ槽の高さがあるため1.5mでない)
> 4)エルボ(TSエルボ20A) :3ケ所(処理槽流入部の1ケ所も含む)
0.75m/2 揚程から圧力損失を差し引いて、VP40Aに流れる流量を算出。
圧力 ⇒ 流速を求めるのは、ベルヌーイの定理で求めます。
> ?処理槽
> 1)材質 :PVC
> 2)吐出の垂直配管が1.5mだが、処理槽は0.5m高さとして
> 液は処理槽上部から処理槽内に流入するとします。
吐出の垂直配管が1.5mだから、処理槽高さ0.5mはそれに含まれると解釈
> ?サブ槽
> 1)材質 :PVC
> 2)サブ槽下部から、ポンプが吸い込むとします。
マグネットポンプの吸い込み側の前記述を要確認。
> ?流体:
> 1)液種:水(本当は水に近い薬液ですが、水とした方が計算
> しやすいので、水でお願いします。ただ、計算式の
> 中で比重・比熱・粘度が必要でしたら、計算に
> 含めていただければと思います。)
> 2)温度:40℃
水の常温で先ず確認するで可でしょう。
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この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
小生も、関連の簡単な書籍を購入して、ご自分で確認した方がよいと考えます。
> 概要;処理槽(やや上部)とサブ槽(下部)があり、配管で接続され、ポンプによる
> 循環系になっている配管の圧力損失が知りたいです。
> サブ槽からポンプで吸い込み、処理槽にポンプアップし、オーバーフロー配管で、また
> サブ槽に戻ってくるものとします。
> 処理槽上部と、ポンプ吸い込み部の高低差は1.5mです。サブ槽とポンプは仮に床面に
> 設置されているものとします。
ですから、
◆ サブ槽 ⇒ PP製マグネットポンプ(の配管部分)を確認する。
PP製マグネットポンプは、空回り不可と推測するので、常に接液する構造なるため、
揚程は考慮不要で、ポンプの吸い込み特性(圧)と配管内径を基本に、圧力損失を考慮。
◆ PP製マグネットポンプ ⇒ 処理槽(の配管部分)を確認する。
揚程の考慮必要で、ポンプの吐き出し特性(圧)と配管内径を基本に、圧力損失を考慮。
◆ 処理槽の構造
オーバーフロー槽ということなので、オーバーフローを受ける槽周囲の樋部分とその集口
部分を確認する必要があります。
できれば、簡易テストで(25L/min以上の処理能力を)確認した方がよいでしょう。
予想では、オーバーフロー槽のダウンサイジングも必要でしょうから。
◆ 処理槽 ⇒ サブ槽(タンク)(の配管部分)を確認する。
トリチェリーの定理を利用したもっともオーソドックスな圧力損失計算方法です。
関連の簡単な書籍にも、例題として掲載が多い内容です。
と分けて確認下さい。
ネットのURLは、それらの関連性確認が難しい内容が多いです。
書籍は、水力学又は流体力学のものです。
機械設計便覧や機械工学便覧でも、簡単な掲載はあります。
又は、工業高校周辺の書店でその教科書を確認してみるか、工業大学周辺の古本屋で教本を
確認してみるかで、良ければ購入の方法もあります。
> ±10%くらいの誤差ならOKですので、処理槽部・サブ槽部などの細かい形状によって、
> 微妙に流量が変わるというのは無視していただければと思います。
ですが、……を無視しなくても計算値と実際は±10%以上と思います。
(実測結果の係数であり、その一般的内容を記述なので、施工方法でも多少異なるから)
お礼
2011/09/01 11:05
ご回答いただきまして、ありがとうございます。
いろいろと記載いただいて恐縮ですが、
今回の質問に関連するような書籍は具体的にどういったものが
ございますでしょうか。
また、計算式の記載されているURLでは理解できませんでしたので、
結果として±10%程度の違い(例えばポンプ発熱による粘度の変化など)
なら問題ありませんので、
どなたか本質問になぞらえた計算をしていただければ幸いです。
ご回答いただき、ありがとうございます。
参考にさせていただきたいと思います。
大学の課題でなく、実際の設計のようですから、ご自分でご確認下さい。
資料1はレイノルズ数から求める方法
「計算できる演習ページ」「管内流れの圧力損失」を選択下さい。
資料2は給水管における経験式です。
資料1と2は共に圧損の計算方法ですが、求め方は異なります。
直管については先の資料を参照の上、計算下さい。
曲管については下記を参照下さい。
http://www.jsrae.or.jp/annai/yougo/114.html
各部の圧力と流速を求めて行き、それぞれの流速から圧損を計算します。
圧損は経路とともに加算してゆきます。管路は分流しなければ、流量は
一定です。圧損が増えると流量は減ります。ここの管路の損失を加算して
総合的につじつまが合うように、繰返し計算します。
資料2が未表示になっていましたので追加します。
http://kyusouken.com/flow.html#part6
VP管の計算は
http://www.sunhope-aqua.com/keisan/test2.cgi
継手やバルブの直管換算
http://www.aquasoft-net.com/kakusyusiryou/kyuusuitugitenokanzantyou.pdf
計算例は
http://www.city.urasoe.lg.jp/archive/8761234/wsomu/kyusuisinsei/4.tyokketukeisann.pdf
お礼
2011/08/31 11:33
ご回答いただき、ありがとうございました。
申し訳ありませんが、よくわかりませんでした。
現在まで調べたところ、直管部の圧力損失、エルボの圧力損失、
垂直方向の揚程、を足していけばいいのかなとなんとなく
そう思っているのですが、不確かです。
VP管の係数、エルボの係数などもわかりません。
大変お手数ですが、計算式でご教示いただけますと助かります。
よろしくお願い致します。
回答いただきまして、ありがとうございます。
例えば排気の場合は、
直線ダクトの圧力損失 + エルボの圧力損失 +
ファンの吸い込み・吐出口での圧力損失 を計算すれば
出るようになっております。
必要な条件は、直管の抵抗係数、速度圧を求めるときの
空気密度、あとは距離や風速です。
このような感じの計算式はございますでしょうか。
大変恐縮ですが、ご提示のURLの式はVP管の係数などがなく
また、試行錯誤が必要とあるためいまいち理解できませんでした。
ご回答いただきまして、ありがとうございました。
いろいろと資料教えていただきましたので、
なんとなくわかりそうな気がします。
一度自分で計算してみます。
また、わからないところありましたら質問させて
いただくかもしれませんが、よろしくお願い致します。
ありがとうございました。
お礼
2011/09/02 08:37
ご回答いただき、ありがとうございます。
参考にさせていただきたいと思います。