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アルミとSUS304の摩擦係数について
2023/10/18 12:36
- アルミとSUS304の摩擦係数の求め方を教えてください。
- 摩擦係数によってアルミとSUS304の圧入荷重が異なる可能性があります。
- アルミとSUS304の材料特性を考慮して、適切な摩擦係数を選定する必要があります。
摩擦係数
2011/10/24 20:15
圧入荷重を計算するにあたり、アルミとSUS304の摩擦係数がわかりません。
ご教示のほど宜しくお願い致します。
回答 (3件中 1~3件目)
産業技術センター等でボールオンディスク摩擦磨耗試験で測定はいかがでしょうか?
圧子側にはSUS304材質のボールがあります。
同材質(番号)、表面粗さの試験用アルミ板30mm×30mmがあれば測定できると思います。
東京都立産業技術センター
http://www.iri-tokyo.jp/setsubi/f/ka29.html
ボールオンディスク摩擦磨耗試験について
http://www.juntsu.co.jp/masatsu/masatsu01.html
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アルミの表面処理やアルミやSUSの表面粗さ、グリース等の潤滑材使用でも異なります。
各サンプルがあるなら、URL中段のように一方を傾斜させていき、滑りだした角度にて、
概略を求めることができます。
貴殿の周りに、アルミのレールやはさみ等のSUS小物製品がある筈です。
http://www.kikaikaihatu.com/sekkei/200407161.html
を、先ず確認下さい。
一般的な圧入の仕様にて、グリースを使用するなら0.3程度をみればOKでしょう。
また、圧入に関してのノウハウは、他の回答者さんも記述している内容が重要で、
摩擦係数以上の“かじり”や“こじり”、“焼き付き”現象が発生するので、考慮すべきです。
其方の方面は、如何なんでしょうか?
圧入・・・大変に危険。カジル危険性があります。
過去質問
http://www.nc-net.or.jp/knowledge/morilog/detail/31761/
二つの答え、というより紹介サイトがあまりに違う値を出しているが
~0.15:潤滑状態
~0.5 :乾燥摩擦
の、どちらか。中間というのは殆ど無く2極分化。
カジルなら0.5より更に大きくなる。逆に言うと0.15で済むような軽圧入の範疇の寸法設定と潤滑をしたほうがよい。
カジリを避けるには面粗さが重要。特にSUS304はダウエルピンのような面粗さ(Ra0.8)が必要。アルミのほうは軟らかいので面が潰れる傾向あり、あまり効かない。
面取りもダウエルピンの如く15°とかで角も滑らかに、穴側も同様。
SUS304はナマ。これを叩いて圧入すると変形して太ることがあるから、御法度。静かに押込むことと、垂直に立てる冶具の助けが必要。
SUS440Cなら焼入で硬いから心配はない(ミスミ位置決めピンでは選択可能)
警告の意味で冒頭の書き方をしたが、量産品は上記のことを全部対策すれば良いし、実施例も多いでしょう。
冶具などでもアルミを使い、ノックピンや位置決めピンを圧入しますが、外見はうまく出来たと思っても後でバラしたらカジリが起きてた、、、安易に考えているとこうなります。
お礼
2011/10/24 21:51
早速のご回答ありがとうございました。
カジル危険性があるのですね。材質の再検討します。
お礼
2011/10/25 09:00
ご回答ありがとうございます。
サンプルがあれば試してみたいと思います。