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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:メラミン樹脂のモールドデポジット作成方法について)

メラミン樹脂のモールドデポジット作成方法について

2023/10/18 10:45

このQ&Aのポイント
  • メラミン樹脂のモールドデポジット(MD)の問題とは?
  • 有効な洗浄方法を見つけるためのテストピース作成
  • 簡単な方法でメラミン樹脂のモールドデポジットを作成するか?
※ 以下は、質問の原文です

メラミン樹脂のモールドデポジット作成方法について

2010/01/15 17:52

現在、POM樹脂用の金型をオーバーホールする際、樹脂より析出して金型に付着残りするモールドデポジット(以下MD)が問題となっております。

このMDの成分は、POMの主成分であるホルムアルデヒドと添加物のメラミンが成形中に反応して生成した「メラミン樹脂」である事が分かっております。

この度、このメラミン樹脂に対して、溶剤や超音波洗浄機といった様々な条件から有効な洗浄方法を導き出すべく、メラミン樹脂のMDが付着したテストピースを作成したいと考えております。
(生産等の都合上、実際の金型での長期間のテストは難しいもので・・・。)

通常の金型成形では、かなりのショット数(数千~数万)成形することで、MDが生成されています。

しかしその様な一般の成形方法では時間とコストが掛かり、繰り返し幾度も洗浄テストに使える様なMDサンプルを準備するのは困難です。

そこでもっと単純に、ワークピースの表面にメラミン樹脂のMDを故意に作成させる方法等を知っている方がいれば教えていただけないでしょうか?

以上長い文章になってしまいましたが宜しく御願い致します。

回答 (1件中 1~1件目)

2010/01/16 16:08
回答No.1

モールドデポジットが着く,それを洗浄する方法を研究したい,そのためにMDを作りたい,というアプローチに問題があると思います。目的はMDを作り出すことでも,洗浄方法を導き出すことでもありません。MDが着かなければいいのです。
POMでのMDの生成の原因の検討
1 成形温度が高すぎる
2 バレル内の過剰発熱
3 金型のガスベント不良
4 金型内の空気の断熱圧縮による局部的な温度上昇
対策としては
1 成形条件の見直し
1 ランナー,ゲートの見直し
2 特殊スクリュアッシィの採用
2 ホッパー口からの脱気装置の追加
3 金型のガスベントの追加
4 型内エア抜き 2段型締力 型締前射出開始 
などが考えられます。

お礼

2010/01/18 15:59

非常に早く、詳しい御回答をいただき大変ありがとうございます。
おっしゃるとおり、少しでもMDが付着しにくくなる様な対策を成形方法や金型構造の点から立てていかなければなりませんね。
そういった意味でも教えていただいた内容につきましては今後の参考にさせていただきます。

また、適度な金型のO.HによってMDが蓄積しない様にするのが望ましいとの話も樹脂メーカーの方から受けています。

しかし生産の都合上、中々O.H規定ショット数を縮める事が出来ず、事前対策のみでは、完全にMDの生成を防ぐ事は難しいと考えます。

そこで金型メンテナンス側としても、仮に付着してしまったMDに対し、現在所有している洗浄ツール(洗浄剤、超音波洗浄機等)にて、どの様な方法で洗浄するのが最適であるのかを確立しておきたいと考え本件のMDテストサンプルを作成したいという考えに至りました。

以上宜しく御願い致します。

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