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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:コンベア搬送)

コンベア搬送での駆動ローラーの押付け力を計算する方法

2023/10/18 06:38

このQ&Aのポイント
  • コンベア搬送での駆動ローラーの押付け力を計算する方法について解説します。
  • 条件として搬送物の重量と摩擦係数が与えられています。
  • 駆動ローラーの外形と入力トルクから、接線力を求めることができます。
※ 以下は、質問の原文です

コンベア搬送

2010/04/21 20:56

コンベア搬送でフリーローラー上に乗っている搬送物の下側に
駆動ローラーを押付け搬送することを検討しています。
駆動ローラーを何キロで押し付ければ良いのか解らず困っています。

条件としては、搬送物重量750kg(搬送面400×700)、摩擦係数0.02(客先指示)
条件より接線力15kgとしてあります。(安全率等の考慮は無しとしてあります)
駆動ローラーの外形はD65、長さ180mm、S45C高周波焼入れ
入力トルク1.8kg・mで接線力は27.7kgあります。

宜しくお願いします。

回答 (1件中 1~1件目)

2010/04/25 00:15
回答No.1

お客さんの指示内容は、

    (搬送面400mm×700mm)の搬送物;重量750kgf
    _______________
     ○   ○   ○   ○     ○;駆動ローラー
の条件にて、
750kgf×0.02(摩擦係数)=15kgfが接線力で、
★ 15kgfより大きな接線力で廻すと空廻りする(車で云うとタイヤスピンし前進しない)
★ 15kgfより小さな接線力で廻すと空廻りしない(車で云うとタイヤスピンしないで前進)
となります。
そして、750kgf×0.02(摩擦係数)=15kgfが接線力の計算に、安全率等はないです。

また、駆動ローラーの外形はD=65mm(φ65mm)×長さ180mmのS45C高周波焼入れで、
入力トルク;1.8kgf・mで、接線力は27.7kgfありますの内容ですが、これでは運べ
ない事になります。
が、その内容ではありません。
接線力27.7kgfでも駆動ローラーを非常にゆっくり廻せば750kgfの搬送物もスリップなしで
搬送できます。
そして、駆動ローラーを押付け搬送することを検討していますの意味は、フリーローラーの
間に駆動ローラーがあり、その押し付け力なら一番良いのは搬送物が数?フリーローラー
より浮上する力です。
それは、搬送物を受ける駆動ローラーの最低本数×駆動ローラー1本当たりの押し付け力
が750kgfより大きくないと駄目です。
小さいとフリーローラーより浮上しない事になりますし、その接線力 =
駆動ローラーの押し付け力×0.02(摩擦係数)となり、この時の駆動ローラーの
押し付け力は、750kgfより小さいから接線力も15kgfより小さくなります。
全てが駆動ローラーなら、押し付けなくても重力が搬送物の方から押し付けてくれるので、
不要ですし、押し付けても意味がないです。

後は、回転物の動力の求め方を、
? 搬送物の最速搬送速度から、その速度を維持するパワー(エネルギー)を求めます
  駆動ローラーの駆動源がモータなら、W(ワット)で求めます
  これは、コンベア自体の速度維持と搬送物の速度維持の和で計算します
? 搬送物の加速(減速)に必要なパワー(エネルギー)を求めます
  搬送物の接線力が15kgf、駆動ローラー径φ65mmなので、15kgf×(φ65mm)^2の計算で

    ← 流れ方向       搬送物;750kgf
            _______________
 ○   ●   ○   ○   ●   ○   ○   ●   ○

のように連続しているのか、コマ送りのように

          _______________   ?
     ○   ●   ○   ○  

       _______________      ?
     ○   ●   ○   ○

    _______________         ?
     ○   ●   ○   ○

_______________             ?
     ○   ●   ○   ○

かが不明ですが、
           ・←重心位置
    _______________
     ○   ●   ○   ○

●の駆動ローラーを押し上げると、どのフリーローラーを支点に搬送物が浮き上がるか
を順次確認し、駆動ローラーが受ける最少荷重を計算する必要があります。
計算方法は、
(フリーローラー上の支点 ~ 重心位置までの距離)×750kgf = (フリーローラー上の支点
~ 駆動ローラー略中心位置までの距離)×駆動ローラーが受ける荷重750kgf

また、?の時は、無負荷なので、駆動ローラーは下がる必要があるので、
エアシリンダで上下させ、押し付け源とした方が良いのかもしれません。

お礼

2010/04/25 10:45

ありがとうございました。
とても解りやすい回答で勉強になりました。

私の質問内容で、説明不足のところがありましたが
この回答をふまえて計算してみたいと思います。

   (搬送面400mm×700mm)の搬送物;重量750kgf
    _______________
     ○   ●   ○   ○     ●;駆動ローラー1個のみ

現状は駆動ローラーが他のフリーコンベアより0.5mm程度高く固定してあります
この駆動ローラーは、手動でφ300の回転ハンドルで駆動ローラーへは1:1で連結されています。人力は6kg以下を目標


この駆動ローラーの0.5mmの段差を乗り越えるのに非常に大きな抵抗となっている為、今回の検討を依頼されました。

質問者

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