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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:SUS329J4Lの塗装について。)

SUS329J4Lの塗装について

2023/10/18 06:24

このQ&Aのポイント
  • SUS329J4Lには塗装は不向きなのでしょうか?
  • SUS329J4Lの特性や塗装の密着性について調査しています。
  • SUS材の表面を荒らすと不動態皮膜は再生されるのでしょうか?
※ 以下は、質問の原文です

SUS329J4Lの塗装について。

2010/05/07 08:04

塗装の種類や下処理にもよると思いますが基本的に、
SUS329J4Lには塗装は不向きなのでしょうか?

今回、
純チタン2種、
SUS304、
SUS316、
SUS329、
と異なる材質の部品に同じ塗装を施しましたが、
SUS329のみ簡単に剥がれてしまいました。
JISK5600付着性(クロスカット法)で全滅的な剥がれ方です。
ステンレスには塗装がのりにくいのは承知していますが、
304や316にくらべて比べ物にならないくらい密着が悪いです。
SUS329は今回が初めてで、
二相ステンレス鋼とは?
調べても参考になる記事が見つかりません。
不動態皮膜が強力で塗装ののりが悪いのでは?
と素人勝手に思ったりしています。
と言うことで。。。
SUS329J4Lには塗装は不向きなのでしょうか?

もう一つ質問です。
SUS材の表面をサンドブラスト等で、
過度に荒らすと不動態皮膜は再生されるのでしょうか?
素地荒らしはSUS材塗装下処理として有効でしょうか?

以上、ご教授の程宜しくお願い致します。

回答 (1件中 1~1件目)

2010/05/09 19:41
回答No.1

塗装についての知見があるわけでもなく、塗装の種類も分からないのですが、参考になるかもしれないので、コメントさせて頂きます。

二相ステンレスというのは、オーステナイト系のSUS304,SUS316や、フェライト系のSUS430などは、それぞれオーステナイト、フェライトの一相の組織ですが、SUS329は、オーステナイトとフェライトの二相が共存する材料です。

塩水への耐孔食性と耐SCC性の改善を意図した材料であり、304や316より更に不動体皮膜が強力なので、耐錆処理と兼ねて下地処理として行われるパーカー処理の反応がより悪く、電位差を与えたり、還元性の酸で前処理したりして、何らかの形で不動体皮膜を強制的に還元してやる必要があります。

サンドブラストで不動体皮膜を除去しても、すぐに不動体皮膜は自己修復してしまうのですが、凹凸があることで、物理的には密着度が高まるはずなので、やらないよりは有効性はあるはずです。

 どんな塗装や下地処理されているのかが書かれていなかったので、正直、役に立つアドバイスであったであろうかと疑問だったのですが、参考になるのであれば幸いなことです。

 社外秘なのかもしれませんが、もう少し詳しく書かれれば、アドバイスも集まるのでないでしょうか。

お礼

2010/05/09 19:57

アドバイスありがとうございます。
あきらめかけていただけに大変うれしいです。
参考にさせていただきます。

質問者

補足

2010/05/12 10:33

詳細を追記いたします。

塗料は特殊な射熱塗料となります。
塗装工程は、
?サンディング=#800ディスクサンダー、手にてケレン
?脱脂=シンナーによる洗浄
?下塗り アドプラコート×1回60℃×3時間
?上塗り アドグリーンコートEX×2回60℃×3時間×2回
?膜厚=約200μm

塗装の現状
?クロスカット法にてのテストピース状態
 テストピース100mm×50mm塗装後3週間 
チタン・・・剥がれ無し
SUS304・・・剥がれ無し
SUS316・・・剥がれ無し
SUS329・・・90%の剥がれ有り
?SUS329のみ塗装面と塗装面を合わせてボルトで締結すると剥離がおきる。
 下塗りの部分まで剥離してしまう。
?SUS329のみボルトで締結した部分の回りの塗装が盛り上がってしまう。
 盛り上がり部は空洞状態。

以上、
更なるアドバイスが頂ければと願います。
宜しくお願いいたします。

質問者

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