このQ&Aは役に立ちましたか?
塗膜剥離の原因と対策
2023/09/07 03:21
- 塗膜剥離が発生したLアングル材の架台には、鋼材表面にアルカリ残渣がある可能性があります。
- 塗膜剥離が発生したLアングル材の架台には、プライマー処理が不十分な可能性があります。
- 塗膜剥離の原因は、鋼材表面にアルカリ残渣とプライマー処理不足が重なった結果と考えられます。寒冷な環境や高湿度の保管場所も影響を与える可能性があります。
塗膜剥離
2010/05/19 17:33
はじめまして。当方、精密板金加工工場にて品質保証を担当しておりますが、Lアングル材を溶接したのち、前処理⇒塗装を行った「架台」にて、塗装の塗膜剥離が発生しました。剥離部分も一部ではなく、製作した全台(43台)、全面が剥離してしまいました。製造工程は、Lアングル(黒皮付)を「カット」「溶接」その後、前処理業者にて、「脱脂」「水洗」「酸洗」「水洗」「脱脂」を行いました。前処理にて酸洗いのあとに再度「脱脂」したのは、錆を防止する目的らしく、塗膜剥離片にアルカリ反応が出たのは、この脱脂液と思われます。前処理業者から次に塗装業者へ移動したときには、鋼材表面に白く粉を吹いた状態に変化しており、塗装業者はワイヤーブラシにて粉を除去したのち溶剤で洗浄し、塗装しましたが、塗装指定が「プライマー」「粉体塗装」「メラミン塗装」のところ、断面観察を行った結果2層しか見られず、「プライマー」が処理されていないように見えます。塗装剥離の要因として、?鋼材表面にアルカリ残渣がある。?プライマー処理が行われていない。この2つの要員が重なった場合、塗膜剥離は発生するでしょうか?尚、製作時期は、寒い冬(マイナス気温)で、塗膜剥離が検出されたのは、5月です。(2か月経過)
製品の保管環境も、湿度がかなり高い場所にありました。
質問者が選んだベストアンサー
1,前処理業者はこのような処理を通常に行っているのでしょうか?
最後の工程がまた脱脂というのはおかしいですね。普通は酸化皮膜を付ける工程のはずです。確かにアルカリ環境においておけば鉄はサビませんが、塗装膜は犯されますね。ましてや湿度の高い環境においておけば当然剥離することになります。
2、このような工程が通常工程であるというのは信じられません。驚きというかあきれてしまいました。
3、塗装業者さんも溶剤で洗浄といわれておりますが、このような汚れの場合は水で拭き取る事が大切です。それでもアルカリの粉が残っている状況ではだめですね。
4、このような素材面に塗装する場合、仮にプライマーを入れてもだめです。
必ず剥離いたします。
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
その他の回答 (2件中 1~2件目)
>>「プライマー」が処理されていないように見えます。
工程が飛んでるだけ
まあ、飛ばしてるので全滅だよね
お礼
2010/05/20 12:06
ご回答ありがとうございました。
お礼
2010/05/20 12:07
ご回答ありがとうございました。