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切削速度の意味とは?ドリルの径が変わるとどうなるのか
2023/10/18 05:21
- 切削速度とは、電動ドリルの刃先が物質を切削する速さを表す指標です。回転数は同じでも、ドリルの径が変わると切る速さが変化します。
- 切削速度について分かりやすく説明する方法は、例えば木工用と鉄工用のドリルを比較しながら説明することです。
- 木工用ドリルにおいては、刃先が木材を効率よく切削するために、高い切削速度が求められます。一方、鉄工用ドリルでは刃先が鉄を切削するため、刃先の切る速さが速すぎると刃先がすぐに摩耗してしまいます。
機械用語の説明
2010/06/03 19:11
私、ツール関連の一般販売について調べています。
その中で、電動ドリルの「切削速度」の意味で「回転数は同じでも、ドリルの径が変わると刃先の切る速さが変わってしまう」という説明では一般の人では分からない場合が出てきます。
もし、切削速度について詳しい人がいましたらどのように説明すれば理解してくれるのか教えてはくれないでしょうか?
後、木工用・鉄工用のことを含めての説明も教えてくれると幸いです。
回答 (7件中 1~5件目)
ドリルの切削速度vcは、「ドリルの外周部が1分間に回る速さ」であり、
「m/min」で表します。
回転速度(回転数):n(min-1)
ドリルの直径 :d(mm)
とすると計算式は
vc(m/min)= d(mm)× 3.14 × n(min-1)÷ 1000
となります。
1000で割るのは、単位を mm から m に換算するためです。
上記式より、nが一定でもdが変るとvcも変ることになります。
また、木工用と鉄鋼用のドリルは、それぞれの材質に応じて
最適な刃形に設定されています。
木より鉄の方が硬いので、穴あけ加工するときの切削速度
(すなわち回転数)を下げる必要があります。
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切削速度(周速)と送り速度から加工能率を評価するのが一般的のようです。
下記資料参照下さい。
<切削速度について詳しい人>は言葉に頼りがちだから却って判りずらい。
家庭内で聞いてもらって、知恵をしぼりあったほうがよいと思う。
すでに2つ出ている、クルマの例えが良いでしょう。
スピードメーターとタコメータの違い。それにタコの値はドリル回転数の範囲と重なり、エンジン音の感覚からもイメージしやすい。
あとは話術でどう惹き付けるか
解りやすく簡単に説明するならば
円周の長さでしょう。
ドリルの径が太くなれば円周の長さが長くなるので
1回転での距離が長くなる。(これが速くなると言うこと)
同じ回転数であれば径が細いものより
太いものが円周が長いので速くなる。
切削速度の概念が理解出来ないと加工条件を組むのに
苦労します。
車のタイヤと同じで外径が変われば円周の長さが変わるので
速度が変わる(転がる距離が変わる)と教えるかですねぇ。
刃先がワークに擦れる速度と穴を開けようとする材料の硬さが刃物の寿命を
決める大切な要素です。木のように柔らかい材料は、この速度が高い方が
綺麗にかつ能率よく加工できますが、鉄のように堅い材料では速度を下げ
ないと刃先の鋭利さを保つことができないのです。だから、鉄の穴あけは、
木に比べて回転数を低くしてください。具体的な回転数は、ドリルの径が
○○mmのとき、木であれば△△rpm.程度に、鉄であれば××rpm.程度に設定
するのがドリルの切れ味を保つために適当な回転数です。
刃先がワークに擦れる速度が刃物の寿命を決める要素ですから、径が
太いドリルほど、回転数を低くするのが適切です。
この程度の説明をすれば、素人さんでもある程度分かってもらえるように
思います。