国がCAD/CAM/CAEを作成する理由

今の世界的企業の前身は……世界大戦時に戦闘機や戦車を作っていた、いわゆる軍需産業のメーカーが多いのではないでしょうか。機織り機を作っていた(今も、ですが)自動車メーカーの方が珍しい存在なのかもしれません。

それらの基本は設計であり、解析であり、緻密な計算や構造を必要とするものであると、必然的にCADなどは重要なツールであるので、莫大な開発費を投じる必要があり、当然国の根幹に関わるものですから、国が国策として開発するのは必然ともいえます。

また別の角度ですと、優秀なシステムを開発すれば巨額なパテント料を得られます。CATIAなどかなりの金額になるようですね。
そういう代物であれば、大きな力による主導で開発した方が、全てにおいて都合がいいということになると思います。

では日本はどうか。最近、ようやく新幹線や水道を国も腰を上げつつ諸外国に売り込みだしてるようですが、どう考えても遅すぎます。
それも仕方ありませんね。豊かな(過去？)経済力に寄生した小さな政府では、国家主導でプロジェクトを立ち上げることもできませんし、具体化することはさらに困難でしょう。
ま、国民の大多数が小さな政府を望んでいるのだから無理な話ですが。

横道にそれましたが、技術開発＝軍需(≒戦争)が世界文明発展の背景であるのは間違いありません。

他には釣り竿やゴルフクラブの素材などは、実は最先端の素材技術(主に航空宇宙産業)のフィードバックといった例もあります。

お礼

2010/08/31 22:36

大変分かり易い内容で参考にさせて頂きます。ありがとうございます。やはりCATIAも国策みたいですね。

質問者

最初のコンピュータは大砲の弾道を計算するために開発されたり
ＮＣ工作機械の開発目的はヘリコプターのローターを作る為にできたとか

東芝の5軸加工機問題も潜水艦のスクリューと関係ありますね
ＣＡＤ／ＣＡＭ　ＣＡＥはこれらと直接関係ありますし
軍事産業とは密接な関係があります、つまり国が資金や人材を使って動かすほど重要なことです

宇宙開発だってロケット＝ミサイルだし、偵察衛星とかカーナビも軍事衛星技術です、
宇宙開発を平和目的と言っているのは日本だけでしょう

日本はあふぉだから聞かないけどね
最新鋭の兵器　と　加工は密接な関係があります
国防


http://www.excite.co.jp/News/world_g/20100804/Jiji_20100804X726.html
今話題は北朝鮮


軍需は9条でできないけど
いらん高速道路作るより


ロケットなど技術にどんどん税金つぎ込めば
そこから得た技術で民生も活性化するんだが
それがまるっきりわかってない


国会議員や官僚に理系が少ないことが　前回の　仕分けでわかった

リンク先が消えてるので
http://www.asiapress.org/apn/archives/2010/08/05192321.php