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真空用Oリング
2010/12/01 01:29
低真空チャンバーに大気側から駆動(摺動)シャフトを入れたいと思ってます。
その時、摺動部に使うOリングはどのようなものが良いのでしょうか。
または、このようなときはOリングは使えないのでしょうか。
こんな使い方をしています。
真空側 | 大気側
○
------⇔ 直線運動の軸
○
|
低中真空(50Pa)に程遠く、100Pa程が限界の状況です。
Oリング溝の形状は、通常のJIS規格のもので行っていますが
何か違うのでしょうか。
シャフトはSUS磨きです。
回答 (2件中 1~2件目)
回答(1)さんはオイルシールを使用とのことですが、真空使用の場合はリップ
に洩れ側の力が働くので、リップ押えのばね圧を上げなければなりません。
結果としてシールの寿命は短くなります。
適用真空度や軸の回転速度に因りますが、50Paほどと真空条件は緩いようで
すので、高速で回さなければO-リング(真空グリス併用)で十分だと思いま
す。PV値をご確認下さい。また真空使用の場合は軸の面粗度の影響を受け易
いことに注意してください。下記参照下さい。
上記資料の下記ご覧下さい。
http://www.nok.co.jp/seihin/o-rings_pdf/bg.pdf
Oリングでは適当なつぶし代が必要です。つぶし代と溝および軸の面粗度を
確認下さい。P形のOリングの方がつぶし代が大きく取れるので、P形のほうが
良いでしょう。軸は直線で動かすとのことですが、バックアップリングの
使用も検討する余地があります。
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前に使っていた実験用装置は、オイルシールに真空グリスをたっぷり塗って使っていました。
シャフトが鉄の場合、使用しない時は真空側に入れておかないと錆びます。
×10-3Paくらいでの使用が多かったですが、オイルシールの寿命が短く数ヶ月に一回くらい交換していました。構造が簡単で、早く完成する実験向きです。
信頼性重視なら、チャンバー内で回転から直線への変換をお勧めします。
お礼
2010/12/01 08:29
そうそうに回答をいただきありがとうございます。
オイルシールの寿命の件、大変参考になります。
ただ、「x10-3Pa」近辺とのことですが、今回は50Paほどで使用しようとしています。リークが多く使えないいでしょうか?
また、このとき使用するOリングですが、P型を用いるべきなのでしょうか?あるいは、何かもっと良いOリングがあるのでしょうか?
御礼に質問を付け加え、すみません。
よろしくお願いします
お礼
2010/12/04 10:47
ありがとうございました。
なぜか、Oリングでリークを止められません。
軸は回転ではなく直線で動かしています。
Oリング溝寸法は、通常のJIS規格のまま使用していますが、それがいけないのでしょうか?