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ひずみゲージ計測結果からのミゼス応力計算について
2023/10/17 22:49
- 製品(ステンレス鋳鋼)に発生する応力を測るため、ロゼットゲージ(3軸のひずみゲージ)を用いて計測を行いました。
- ロゼット解析(ひずみゲージメーカーのHPを参照)して最大主応力σ1、最小主応力σ3を計算しましたが、これを用いてミゼス応力を算出することはできないでしょうか?
- ひずみゲージは物体の表面に貼っているので、σ1とσ3がその面内の応力であり、それと直交する方向のσ2(中間主応力)は「0」と考えれば、σミゼス=√(1/2×(σ1-σ2)^2+(σ2-σ3)^2+(σ3-σ1)^2)で求められそうに思うのですが、誤ってますでしょうか?
ひずみゲージ計測結果からのミゼス応力計算について
2010/12/22 10:50
製品(ステンレス鋳鋼)に発生する応力を測るため、
ロゼットゲージ(3軸のひずみゲージ)を用いて計測を行いました。
3軸のひずみから、ロゼット解析(ひずみゲージメーカーのHPを参照)
して最大主応力σ1、最小主応力σ3を計算しましたが、これを用いて
ミゼス応力を算出することはできないでしょうか?
ひずみゲージは物体の表面に貼っているので、σ1とσ3がその面内の
応力であり、それと直交する方向のσ2(中間主応力)は「0」と
考えれば、
σミゼス=√(1/2×(σ1-σ2)^2+(σ2-σ3)^2+(σ3-σ1)^2)
で求められそうに思うのですが、誤ってますでしょうか?
宜しくお願い致します。
回答 (1件中 1~1件目)
ご自身には分かっておられるのでしょうが、
<σミゼス=√(1/2×(σ1-σ2)^2+(σ2-σ3)^2+(σ3-σ1)^2)>
では、誤解を招きます。
2(σy)^2=(σ1-σ2)^2+(σ2-σ3)^2+(σ3-σ1)^2
なので、
σy=√[(1/2)*{(σ1-σ2)^2+(σ2-σ3)^2+(σ3-σ1)^2}]
鋼のような延性材料について、右辺で計算した値が、
左辺の降伏応力(引っ張り試験で求められる)に等しくなると、
降伏が始まる。
ただし、σ1,σ2,σ3 は主応力
修正箇所は、単に括弧を追加しただけです。後はおまけです。
単純引っ張りだとして、主応力σ1だけがあって、σ2=σ3=0
だとすれば、
σy=√[(1/2)*{(σ1-σ2)^2+(σ2-σ3)^2+(σ3-σ1)^2}]
この式において右辺は、
√[(1/2)*{(σ1-σ2)^2+(σ2-σ3)^2+(σ3-σ1)^2}]
=√[(1/2)*{(σ1-0)^2+(0-0)^2+(0-σ1)^2}]
=σ1
従って、σ1(右辺)=σyになると降伏が始まります。
という自明の結論になり、式が奇妙なことを言っているのではない
ことが分かります。
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お礼
2011/01/11 08:53
ご指摘ありがとうございます。
確かにカッコが抜けておりました。