最適なタップを教えてください

回答（２）さんがご提案のリジッドタップ用フローティングツールは
大昭和精機さんの「メガシンクロタッピングホルダ」のことかと思います。
弊社にてインコネルのＭ６深さ１０ｍｍタップ加工で使ってみましたが、
下穴きつめで過大トルクが懸かっても反転直前にタップが滑って、
折れずに戻ってきました。
タップはスパイラルで同期タッピング指令です。
下穴を規格内で大きめにすると問題なく加工できました。
尚、油性クーラントを使用しております。

ご参考になれば幸いです。

弊社では主にステンレス加工をやっています。
下穴3.3を3.4に変更はどうでしょうか？
3.4でも規格内と思います。
ステンレス加工の場合3.3ではかなり折れる確立大です。

たぶんリジットタップでの加工と思いますが、
タッブが折れるのはタップを切って停止から逆転時が大半です。
機械によっては幾らバックラッシュ補正を掛けても追従しない為
折れやすくなる場合があります。

この為、BICからリジットタップ用のフローティング？ツールが
出ました。
リジット用のフローティングっておかしいですが、
逆転時にトルクが一気に掛かるのを防ぐらしいです。
もちろんリジット用なのでネジ有効長は確保出来ます。

プラネットタップはＭ4では無理ですよね？
ロールタップは非常に有効と思いますし弊社では100パーセント
ロールタップです。

タップサイズはM4×P0.7ですか？
オーエスジーからステンレス用タップの新製品が出ていますので
URLを貼っておきます(宣伝ではありません)。

＞折れ込みがひどいため
タップが折れるとの意味でしょうか。
折損の原因は
・切りくずの絡まり・詰まり
・下穴の不良(ステンレスなので下穴径が収縮する可能性も）
・潤滑(クーラント)不足
・タッパーｏｒ同期(リジット)タップの機能不良
・切削条件不適
・機械主軸の精度劣化
など様々ですので、単にタップの選定だけでなく、ひとつずつ
検証することも必要と考えます。