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エアーシリンダーの保持力と推力の違いについて教えてください
2023/10/17 19:49
- 現在エアーシリンダーの選定を行っています。エアーシリンダーの推力と保持力の違いについて教えて頂きたいです。
- エアーシリンダーの推力はカタログ等に記載されていますが、保持力はのっておりません。エアーシリンダーは推力=保持力と考えていいのでしょうか?
- ご教授の程、宜しくお願い致します。
エアーシリンダー保持力
2009/02/25 13:29
現在エアーシリンダーの選定を行っています。
エアーシリンダーの推力と保持力の違いについて教えて頂きたいです。
エアーシリンダーの推力はカタログ等に記載されていますが、保持力はのっておりません。
エアーシリンダーは
推力=保持力と考えていいのでしょうか?
ご教授の程、宜しくお願い致します。
回答 (4件中 1~4件目)
機械工学用語では、力積と言って衝撃値を算出する内容です。
衝撃値は、その重さより大きな力が一瞬掛かるので、エアの様な
弾性のある流体(気体)は圧縮されへこみます。
衝撃値は、その重さより大きな力が一瞬掛かる??と思われるので、
とりあえず推力=保持力と考えて下さい。
貴殿が今後経験を積んだ時に、判る時が来ると思いますので、
それまで頭の隅に封印しておいて下さい。
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貴殿が保持力の記述をしていたので、前進端や後退端と理解しています。
そして、負荷は静止物を前進して前進端で保持、後退して後退端で保持
であれば、
保持力 = 推力[(ピストン面積-軸面積)×エア圧力]
です。これが一般的な使用方法です。
しかし、シリンダーが前進端で推力の重さ(N又はkg)の物が落下
してきて、それを受け止める(保持する)場合は、激突時に機械工学
では衝撃値となり、推力の重さ以上の力がシリンダに加わり、重さが
激突時に一旦シリンダが少し後退し(へこみ)、又前進し前進端復帰
します。以上の事を説明して、その場合は否(いな)であります。
後退端は、ピストンとボディーが密着しているので、その破壊力まで
OKで、前述の衝撃値が加わっても壊れるまでへこまないとなります。
シリンダが前進端で固定の状態で、負荷が稼働して激突する特殊な
場合は否(いな)という事です。
通常の使用バルブ(5ポート2ポジション)では、前進端と後退端での
保持力は推力[(ピストン面積-軸面積)×エア圧力]と同じです。
しかし、保持する力が静止している場合が原則で、保持している力が
動いていてシリンダの例えば軸テーブルに激突する場合は、一旦へこみ
また復帰します。ショックアブソーバーやエアダンパーの様になります。
気体特有の圧縮性が作用するものです。
この場合は、一旦へこむので、保持した事になりません。
以上の様な使用方法の場合は、要注意して下さい。
お礼
2009/02/26 08:53
ご回答ありがとうございます。
>保持している力が動いていてシリンダの例えば軸テーブルに激突する場合
とは、シリンダーのロッドが動いている時(ピストン運動をしている最中)と考えていいのでしょうか。
今回は、前進端と後退端で静止している時に保持を致しますので、
保持力=推力と考えさせえて頂きます。
認識間違いがありましたら再度ご指摘をお願い致します。
エアーを加圧し続ければ推力=保持力ですが
加圧をし続ける回路でなければエアーは微量ながら漏れるので
保持力は少しずつ小さくなってきます。
配管からも漏れる可能性がありますし、
エアシリンダー本体からも微量の漏れがあります。
漏れ量はメーカーに聞けば教えてもらえます。
保持力が大切ならば加圧をし続ける回路にするか
エンドロック型のエアシリンダーを選定されてはどうでしょう?
お礼
2009/02/25 14:01
ご回答ありがとうございます。
エアー漏れを考慮にいれるのですね!
勉強になります。
今回の使用は、加圧をし続ける仕様で考えます。
ご教授ありがとうございました。
お礼
2009/02/27 10:06
ご指摘ありがとう御座います。
<質問>
前進端保持時には
推力+衝撃力になり、後退すると理解させて頂きました。
推力>衝撃力の時は後退(へこみ)しないように感じます。
どんなに小さい衝撃でも、多少でも後退するということでしょうか。
ご教授お願い致します。