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ポアソン比とは?鋼の圧縮試験後の寸法変化について知りたい
2023/10/17 12:27
- ポアソン比とは、鋼の場合において縦と横の寸法の変化の比率を表します。
- 通常、鋼のポアソン比は0.3であると言われています。
- 圧縮試験後のサンプルの縦・横寸法は、ポアソン比が0.2の場合は拡大し、0.4の場合は縮小する傾向があります。
ポアソン比について
2009/08/31 09:18
いつも拝見させて頂いております。
素朴な疑問ですが、お詳しい方教えてください。
ポアソン比についてです。通常、鋼の場合のポアソン比は0.3
になっていると聞いています。
仮に試験片をある一定荷重まで圧縮試験させた後の縦・横の寸法に対して
仮にポアソン比を0.2もしくは0.4とした場合、圧縮試験後のサンプルの縦・横寸法はどのように変化するでしょうか?
実際にはそんなポアソン比の鋼を入手できないので計算上の話になるかと思いますが宜しくお願い致します。
回答 (1件中 1~1件目)
定義から ポアソン比νと横ひずみεdは εd=-νε
(ε:縦ひずみ)です。ν=0.3の場合 引張り:εd=-0.3ε 圧縮:εd=0.3ε
となり,圧縮の場合縦ひずみの30%伸びる方向にひずみが発生します。
ν=0.2,0.4とするとそれぞれ20%,40%伸びる方向にひずみが発生します。
また 引張または圧縮応力 σ=Eε (E:縦弾性係数)
せん断応力 τ=Gγ (G:横弾性係数)
であり、E=2G(1+ν)の関係があります。のび(ひずみ)は荷重の与え方に
より,微妙に変化しますので,実際にはこちらの計算式から,ひずみを考え
るべきだと思います。例えば鉄鋼の場合応力 σ=100N/mm2を与えた場合,
縦ひずみε=σ/E=100/200000=1/2000となりますので,横ひずみεd=0.3ε
=1.5×10E-4 です。
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お礼
2009/09/01 10:49
ご回答ありがとうございます。
詳しいご説明に感謝致します。