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刃物の寿命管理について
2023/10/17 11:45
- マシニングセンタのローダーラインで勤務しているオペレーターが刃具カウンタの問題について相談。
- Tコードやカウントアップの方法によって刃物の寿命が管理できていない状況。
- 自動車メーカーの関連企業である会社は設備は豪華だが人手不足や知識不足が課題となっている。
刃物の寿命管理について
2009/09/10 06:42
いきなりの質問で恐縮ですが、自分はマシニングセンタのローダーラインで
勤務しているオペレーターです。刃具カウンタが存在してTコードもしくは
H、Dでカウントアップしているようなのですが、どうにもたとえばT01で
複数のチップを持つボーリングバーだとしてもTに対してカウントアップ
していくため刃物の寿命が管理できていません。自動車メーカーの関連企業
の部品加工(ミッションケースなど)をしている会社なのですが、生産技術
などの人手不足でなかなかそのようなことには対応できていないのが事実です。
設備は豪華。でも人の知識や仕組みが追い付いていないはずかしながらの
自動車メーカーの出資会社です。自分で何とかしたいし、自分で行っても
何の問題もない環境下におかれています。
本当に素人的な考えで申しわけありませんが、お教えいただければ幸いです。
理想は、一つのTコードに対して複数カウントを持てることが理想です。
機械メーカーは西島です。
回答 (2件中 1~2件目)
最近のもの(だいぶ古いものでも)結構ついてますが結局あまり使われてないようです
理由1
使い方がわからない
理由2
使いこなせない
理由3
使ってみたがいまいちだった
そもそもはものの寿命自体が結構曖昧に管理されているので数値化できないということが、基本です
基本管理は切削長なんですけどね←加工条件でも左右されるし、加工法などいろんなことで左右される
そのため、管理図などを用いて、削ったものの寸法で管理してる場合も多いです
↑
これすらやってない場合もある
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NC装置の仕様にも左右されますが、機械の改造なしで手っ取り早い
のはコモン変数の活用が考えられます。
例えば、T01の複数のインサートをそれぞれ、A、Bとした場合、
Aの加工プログラムのあとに、#501=#501+1
Bの加工プログラムのあとに、#502=#502+1
としてカウントアップさせます。
インサートのコーナをチェンジしたときに、#501や#502をゼロにする
ことが必要です。
また、改造費用を捻出できるのであれば、メーカに依頼して、各インサ
ートそれぞれにカウントアップさせる専用のMコードを付加することも
一案です。
例えば、カウンタMコードをそれぞれ、M81、M82とした場合、
Aの加工プログラムのあとに、M81
Bの加工プログラムのあとに、M82
を指令して、カウントアップさせます。