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プラスチック金型に関する質問
2023/10/16 17:41
- 製品の射出成形における型締力が弱いかどうかについて質問です。
- 50mm×25×4mmの製品のレイノルズ数が乱流にならないためには、複数取りする必要があるのかどうかを知りたいです。
- 溶融樹脂の重量に応じた水管の長さを算出する際、それは型板に組み込む部分の長さなのか、それとも全長なのか知りたいです。
プラスチック金型について
2009/11/25 00:18
お世話になっております.
今回,ある製品を射出成形するにあたり,型締力を計算しました.その結果3tfでした.この型締力は一般的にみて弱すぎますか?
金型の製作に関して,水管の設計する上でレイノルズ数を算出する箇所があるかと思いますが,どうしてもレイノルズ数が10000~30000(乱流となる値)になりません.
製品は50mm×25×4mmを1個取りです.ちなみに2個取りしたと想定すると(重量が2倍になると)レイノルズ数が10000をなんとか越えてくれます.この大きさの製品は複数取りが普通でしょうか?
溶融樹脂の重量に適した水管の長さ(必要な冷却穴径全長)を算出することを知りました.この長さは型板に組み込む部分の長さなのでしょうか?それとも温調機から配管を使った全長なのでしょうか?
教えてください.お願いします.
質問者が選んだベストアンサー
製品の投影面積を提示していただかないと、3tfが妥当であるかどうかは回答できません。小さな製品であるとランナー面積のデータも必要です。
「レイノズルナンバーを上げるに2ヶ取り云々」は理解できません。
あくまで温調機の送水能力と管径に関することです。
流速を上げればナンバーを上げることが出来ます。ポンプの送水能力が低いのに太い径の冷却穴ですと効果はでず冷却効率を上げられません。
結果として温度分布にバラツキが出ます。入り口と出口の温度差が1℃程度になるようにすべきでしょう。
複数取りかどうかは成形機の選択と生産性と金型コストに関することで、冷却とは何ら関係ありません。
冷却水管の長さは型板に組み込む長さの総延長です。温調機からのホースの長さは型冷却に関係ありません。
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その他の回答 (3件中 1~3件目)
材質、肉厚、等で予想する成形条件が有ります。その中で予想成形樹脂圧力と投影面積で型締め力が決まりますが、樹脂圧は予想であって実圧力では有りません。その為ある程度余裕を持って型締め力を算定します。大きさが分からないので3tfが正しいかどうかは分かりませんが、投影面積7cm^2(ランナー含む)で肉厚2mm、サイドゲートで一般のABS樹脂(樹脂圧400kg/cm^2と見て)で有れば2800kgfですが+30%位は見ておく必要が有ります。
円管を想定するとRe>2300位から乱流に遷移します。必ずしもRe>10000で
なければならないと言うことはないと思います。下記サイトに冷却水の限界
流量が示されています。参考にして下さい。