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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:SUS430光輝焼鈍材テンパーカラー)

SUS430光輝焼鈍材テンパーカラー

2023/10/16 16:48

このQ&Aのポイント
  • 光輝焼鈍炉でSUS430を焼鈍し、表面粗さの違いによって軽いテンパーの発生が起こる問題があります。
  • 表面粗さで着色する理由や下面がきつく着色する理由、および着色しない方法について教えてください。
※ 以下は、質問の原文です

SUS430光輝焼鈍材テンパーカラー

2009/12/18 17:17

光輝焼鈍炉横型炉でSUS430を焼鈍します。 
水素100%です。 
 
質問 
 上記材料でサイズも炉の条件が同じで表面粗さRa0.24μ 一方Ra0.04μの材料を通板した時,表面粗さの粗い板に軽いテンパーが発生します。 
下面側が上面よりきついです。粗さの低い板は問題ありません。
1)表面粗さで着色するのは何故ですか? 
2)下面が着色程度がきついのはなぜですか? 
3)着色しないようにするにはどうしたらよいですか? 
 教えてください。

回答 (1件中 1~1件目)

2009/12/22 15:27
回答No.1

テンパーカラーの原因は、微量の侵入空気とコイルに付着した水分・油分を源とする微量酸素が原因である事はご存知ですね。だから操炉の重要な管理項目として露点管理がある訳です。

表面粗さから来る違いは、粗い方が付着量が多いということで説明が付きますが、いつも訊かれて困るのは裏面の問題です。ロールに触れてる分若干温度が低いのかなとも思いますが、輻射温度計で測っても差は認められない。
竪型炉でも同じような事を聞くので、ひょっとして片面保証材で、裏面の方が実際には粗度が大きいのかなとも思っております。

明けましておめでとうございます。返事遅れて申しあけありません。

竪型炉も扱っておられるという事なので、意外と近い所に居られるようです。小生は元製鋼屋ですがもう引退しており、このペンネームはかっての会社での徒名に由来するもので、先輩の方に聞けば、ひょっとするとご存知かもしれません。

御質問のガス量を増加するというのは、少なくとも酸素分圧を下げるという意味ではマクロ的効果はあると思います。また炉の下側の方が酸素濃度が高いということは、ガスの分子量の差から十分起こりうる事とは思います。しかし炉の内部ではいくら断熱を効かせていても、縦断面では大きな対流を生じている筈で、濃度差が出来る程内部が静的条件にあるのかなと思います。一度酸素センサーを入れて計って見られたら如何かなと思います。10PPM程度の差があれば検出できます。(日本国内では川惣、大阪酸素、日本エレクトナイトが持ち合わせています。)

私も現在これと云う明快な解答を持ち合わせている訳ではありませんが、目下相談を受けている海外客先で、入側の低温ゾーンの挙動(温度、酸素濃度)に注目して調査を進めようと思っております。

補足

2009/12/22 16:42

貴重なアドバイスありがとうございました。 
 
1.色付きを防止するためにガス量を増量する案はどうでしょうか? 
2.下側が色付きになるということは横型炉で下側のガスが薄くなって 
 いるということはないでしょうか? 
私ども,縦型炉も持っていますが一方だけ色付きになることはないのです。 
 
 上記2点についてコメントを頂けないでしょうか。

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