JIS B 0405中級の角度寸法について

此方も、評価して、締め切りましょう。

もう、回答が出ていると思いますが、蛇足で以下を記します。
“面取り部分を除く長さ寸法に対する許容差”がありますが、これが短い方の辺の長さに相当
して設定がなされています。
そして、三角形は、斜辺と隣辺、対辺があり、通常斜辺が半径で、隣辺と対辺が座標となり
ます。
その座標の小さい方が、短い方の辺の長さになります。

製品外形が円筒形状であって、直径φ130（半径65mm）ですね。
長さは直径以上あるものと推定します。
一方で、穴の径と深さはどの程度でしょうか？

JISでいうところの
　対象とする角度の短い方の辺の長さは、穴の中心軸の長さ（＝深さ）
　対象とする角度の長い方の辺の長さは、製品の長さ（円筒の中心軸の長さ）

このように解釈すればよさそうに思います。

とすれば、穴の深さを基準に判断すればよさそうです。

角度の３０度は、製品の中心軸と穴の中心軸の間に記入されているものと
勝手に思いこんで回答しましたが、このようになっているでしょうか？

ｔ１０の円板をφ１９で３０度傾斜した貫通穴が明いている状態でしょうか？

とすると、
穴の中心軸の長さは（斜面の長さ）、11.54mm（＝10÷cos30°）
穴内面の完全な円筒部の長さは0.57mm程度（10÷cos30°－19×tan30°）

この11.54mmを短い方の辺の長さと解釈すれば、角度の普通公差は±30’
ということになるように思います。

製品外形についての軸の長さは10mmしかありませんが、実際の測定におい
ては、φ130の面を基準にすると思いますので、長い辺を130mm、短い辺を
11.54mmとみなしたということです。