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搬送フィルムの膜厚測定について
2023/10/16 15:39
- 搬送フィルムの厚みを測定するための条件として、透明体の測定対象であり、非接触測定が必要で、フィルム端部の厚みを見たいという要件があります。また、測定範囲はフィルム厚みが40〜100μmであり、要求精度は±1μmです。さらに、センサとフィルムの間を最低でも20mm以上離したいとのことです。
- 現在の測定方法では、ロール上で膜厚を測定しようとしていますが、ロールの偏芯やセンサ移動機構のガタツキなどが外乱となっており、満足な測定データが得られないという問題があります。
- 次に考えられる方法として、フィルムの上下にレーザー変位計を設置し、フィルム上下の変位の合算で膜厚を測定するシステムを検討しています。しかし、測定対象が透明体であり、フィルムが反ったりバタついたりするために、測定に影響が及ぶ可能性があります。現在の状況では、安定してフィルムの厚みを測定できる方法を探しています。
搬送フィルムの膜厚測定
2008/01/23 22:46
以下の条件で、搬送中フィルムの厚み測定可能なものを探しております。
・測定対象・・・透明体
・非接触測定
・フィルム端部の厚みを見たい
・フィルム厚み40~100μm
・要求精度±1μm
・計測範囲・・・±5mm以上
・センサをフィルムから最低でも20mm以上離したい
■(反射型レーザー変位計)
______________↓
↑ ○ ←ロール
フィルム |
|←フィルム
|
上図のようにロール上で膜厚を測定しようとすると、
・ロールの偏芯、センサ移動機構のガタツキ等が外乱になる
(特にレーザー変位計が)
という理由で、測定は出来るが満足な測定データが得られません。
■(反射型レーザー変位計)
↓
______________
↑ ↑ ○ ←ロール
フィルム ■ |
(反射型レーザー変位計) |←フィルム
|
次に機械的精度の限界を上図のようなイメージでカバーしようとしました。
フィルムの上下にレーザー変位計設置し、
フィルム上下の変位の合算で膜厚を測定するシステム。
こうすると、
・測定しようとしているフィルムは、
端部より10mm内側からカール状に反ったりする為、
角度及び変位が変化する。角度的には60°ぐらい反っている印象。
・バタついたりし、張力によってもフィルムの位置(変位)が数μm、
常に変化したりする。
こういった理由で、特に測定対象が透明体のため、測定対象から反射する
受光波形が満足に取れず、まるきり測定できません。
ポイントは一番見たい箇所がフィルムの端部であるのですが、
そこが反ったり、バタついたりしているので中空を走っているフィルムの
厚みを測定するのが困難であり、
ロール等で位置を矯正したものの上を測定すると、
機械ガタの影響をもろに受けてしまう点です。
こういった状況下で安定してフィルムの厚みを測定できるものを探して
おりますが・・・
何か良いものはないでしょうか?
回答 (1件中 1~1件目)
素人考えですが。
両面に2つずつ反射型変位計を設置して、同一面2点の測定値からフィルムの傾きを割り出し、両面の測定値の差分にフィルム傾きのサインを掛けてあげれば膜厚が出そうです。なんだか手間がかかる割りにどこかに誤差を載せて(傾きが測定点間で一定と仮定しているため)いるようで、回答になっているかどうか自信がありません。もし、ご参考になれば幸甚です。
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