溶接の検査員資格制度と浸透探傷のＪＩＳ作業方法

補足になりますが、
表面の割れを見るなら浸透探傷でいいと思います。
浸透探傷資格はレベルと呼ばれるランクがあります。
?～?のレベルであらわされ?が一番簡単です。
公的な資格として認められるのは?からだということらしいです。
レベル?を取らずにいきなり?を取ることも出来ますが、
設定されている訓練時間はトータルでいうと同じになります。
RT、UTも内部の欠陥の場合有効ですが、中小企業レベル（弊社もですが）
で、社内検査となればPT、UTが精一杯です。RTは完全委託になるでしょう。
しかしながら、UTであっても機械がフルセットで安く見積もっても
１２０～１５０万はかかります。
しかも、中厚板の完全溶け込み出なくては内部検査は非常に難しいと
考えられます。（説明すると長くなるので省きます・・・・）
参考になれば幸いです。

日本溶接協会の溶接構造物非破壊検査事業者の技術認定
http://www.jwes.or.jp/mt/shi_ki/ciw/archives/01iw/index.html

溶接部の検査といえば、PT（浸透探傷）、RT（放射線透過）UT（超音波探傷）などいろいろあります。自社で行う以外にも例えば検査会社に委託する方法もあります。

貴社がどのような目的で検査するのか上記の内容ではわかりませんが、一般的にPTは
１．溶接前の開先検査
２．溶接中に何らかの原因で溶接が中止し、ある一定時間後再開する際に既溶接部に割れがあるか
を調べるには適していますが、内部の欠陥はわかりません。

内部欠陥を含めた溶接部の検査にはRTやUTを使った方が総合的に品質管理できると思いますが・・・

JIS Z2343は図書館にでもいけばすぐわかりますよ。