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サインバイスを使ったワークの傾きとCAMのパス設定について
2023/10/16 14:17
- 工程ごとにワークの傾きを設定することができるCAMで、サインバイスを使ってワークが傾く場所のパスを作成することができます。
- CAM上では、各工程ごとにワークの傾きを設定して、前工程の形状を基準にしてパスを作成することが可能です。
- 具体的な方法としては、最初の工程では初期のワークの固定でパスを作成し、次の工程では前の工程の形状を傾けた状態でパスを作成することができます。
サインバイスを使ってワークが傾くところのCAMで…
2008/02/24 20:25
サインバイスを使ってワークが傾くところのCAMでのパスだし、
実際の加工では
工程によってワークをサインバイスで傾けて固定したりと、
工程によってワークの傾きが違うことがありますが、
そういう加工をCAMでパスを作るとき
工程ごとにワークの傾きなどを設定できるように
なっているのでしょうか?
最初ワークを設定してたとえば、1工程目の加工は最初に取り付けたワーク
の固定でパスをだし、
二工程目のとこにきたら、一工程目が終わった、削り終わった形状を
傾けるという設定をしてそれに対してまたパスだしをしていく
ような感じでできるのでしょうか?
CAM上での設定で現在の形状をどれくらいたおしている状態にして
パスをだすとか設定できるのでしょうか?
よろしくお願いします。
回答 (2件中 1~2件目)
昔は習いフライスであればモデルを傾けて工程ごとに加工するということはよくしましたね。
今ではデータ(CAD)をPC上で傾けて加工します。
要はもともとのデータと傾けたデータを別に作るということです。
参考になれば幸いです。
「第二工程目の加工に入る前にワーク(鋼材)を傾けてから
第二工程目のプログラムを動かすという手順でしょうか?」
違います。
あくまでもデーターがもうすでに傾いているのでワーク(鋼材)はそのままです。
プレス金型としてお答えします。
MCを使って加工する時、単発金型であれば1工程と2工程のデータはそれぞれ別に作ります。
順送金型の場合はCAD上で1工程目と2工程目のデータを並べて作図し、
データとしては1つです。
「CAM上でデーターを傾けてパスを出せば、出力されたNCデータも
傾いた面に対して直角の方向から入るプログラムになっているということでしょうか?」
正確に言うとCADでデータを傾けて、そのままCAM(データ平面は垂直)でデータを作るということです。
「ここで疑問だったのは同時3軸のマシニングでもワークは傾けないままで
プログラムによってワークが傾いたのと同じ加工ができるということでしょうか?」
そうです。
「斜め49度から工具が直角に入ってくるような工具の動きが同時3軸マシンングでもできるということでしょうか?」
これは5軸のMCが必要です。
「いただいた回答は5軸のマシンングの場合の話しでしょうか?」
3軸の話です。
「それとも同時3軸でもワークは固定したまま傾けているときと同じ加工が
できるということでしょうか?」
よく意味が分かりません。
「同時三軸で工具が斜めに向くのか疑問でした。」
動きません。(斜めの加工面に対して、工具は垂直には加工できません)
「ワークが固定ということは工具が傾くと解釈しました。」
全然違います。
簡単な例を上げて説明をします。
例えばワークは立方体とします。
その立方体の2面の辺にC面(45度)を加工しようとします。
このときやり方としては貴方の言うとおり、ワークを45度傾けて
バイスにはさみ加工するやり方もあります。
そのほかにはワークはそのままで(ワークは傾けずに機械に固定をする)
3DCADで面データを作成し、CAMでデータを作り、加工するやり方です。
当然、加工方向は垂直ですが、機械の動きは斜めに動きます。
(等高線加工ならば加工は斜めには動きません)
ワークを45度傾けた場合はZ軸は固定で横の動きだけですよね。
これでお分かりいただけましたか?
「ZXYが動いて作った面上を動いて面取りができるということですか?」
言葉の意味が理解できません。
(予測ですが、分かりやすく書き直すと
「3DCADで作った面データ通りに、面取り加工が出来るということですか?」
「そうです」)
「では角度をもった面に対して工具が垂直に向かないといけないような加工をワークはそのままで加工する場合は5軸のマシニングが必要ということですか?」
そうです。ただし、バイスや角度バイスがない場合です。
「実際に加工するとき角度のある面に対する部分のプログラムを実行するときはワークをサインバイスなどを使って角度を固定してからプログラムを実行していって加工するのでしょうか?」
部分のプログラムとは何ですか?
例えばそれが穴加工だったとすると確かにワークの平行を出して、バイスではさみ固定するか角度バイスで角度を出して加工します。
3Dデータを傾けてもうすでに加工が水平に確保されているならばそのまま穴加工をします。
ちょっと思ったのですが、貴方のMCの経歴はいかほどありますか?
普通にMCやNCを使っていたら分かる話と思いますが・・。
(ただし、CAD/CAMの機能、用途などの最低限の知識は必要ですが・・。)
後、文章の意味がよく分からない部分があります。
もう少し分かるように質問してください。
その斜面の加工とは何かの形状面ですか?
それとも何か分かりませんがまっすぐで綺麗な平面が必要なのですか?
もし、形状面であれば普通はボールエンドミルで加工すると思います。
綺麗な平面が必要ならば5軸が必要です。
角度バイスやバイスなどで角度をとって加工しようとすると確かに
加工面は綺麗ですが、時間のかかる割には精度が出ません。
大体、平面基準はどこから取りますか?
高さの基準はどこから?
ウチならばボールエンドミルで交差を厳しくして、ピッチを細かくして加工しますね。
これが一番間違いがありません。
それでは質問です。角度バイスでワークを傾けて、さてその基準面(XとY)はどこから計りますか?
そして深さ(Z軸)の基準はどこから計りますか?
答えてください。
質問に答えてください。
XとYはどのような測定器具を使ってどのように計りますか?
Z軸高さはどのこから、どのような測定器具で計りますか?
おそらく貴方の感覚では、交差は0.3は必要でしょうね。
ウチの感覚では、お話になりません。
「実はマシニングで加工したことなくて原点設定にどのような測定器
を使ってやるのか知らないのですが、」
この話はMCだけでなく、NCさらに汎用フライスにも共通する話です。
「イメージ的にはXYZとそれぞれの軸ごとに工具を測定器の端面にあてて原点設定するというイメージですが、」
イメージですか?
イメージだけでは加工なんて出来ません。
「今回のやり方だと端面にしっかり工具を当てられないから
0.3位の誤差が生じるという話でしょうか?」
訂正します。
今の貴方の考え方、スキル、実績を加味して考えると
交差1mmは必要です。
これ以上、貴方に何か言うことはありません。
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解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
CAMによって違うでしょうが
CAM上で、製品を同様に傾ければ良いだけじゃないかと?
補足
2008/02/26 01:26
ありがとうございます。
同時3軸のマシニングを使う場合ですが、
ではcamで最初の1工程目はワークは普通に取り付けた状態で、パスをだし、
2工程目はCAMでワークを傾けてパスを出す。
そしてNCデータができたら、
マシニングで加工の時
第二工程目の加工に入る前にワークを傾けてから
第二工程目のプログラムを動かすという手順でしょうか?
第二工程目のNCプログラムはワークが傾けた状態に対しての
NCプログラムだから
回答ありがとうございます。疑問点を質問させていただきます。
例えば習いフライスだと49度傾けないといけないような加工の場合
習いフライスならワークを傾けて工具と加工面が直角になるようにして加工するものを同時3軸のマシニングセンターと 3次元CAM(3軸)を使って
やる場合ですが、
CAM上でデーターを傾けてパスを出せば、出力されたNCデータも
傾いた面に対して直角の方向から入るプログラムになっているということでしょうか?
ここで疑問だったのは同時3軸のマシニングでもワークは傾けないままで
プログラムによってワークが傾いたのと同じ加工ができるということでしょうか?斜め49度から工具が直角に入ってくるような工具
の動きが同時3軸マシンングでもできるということでしょうか?
いただいた回答は5軸のマシンングの場合の話しでしょうか?
それとも同時3軸でもワークは固定したまま傾けているときと同じ加工が
できるということでしょうか?
同時三軸で工具が斜めに向くのか疑問でした。
ワークが固定ということは工具が傾くと解釈しました。
回答ありがとうございます。
例ですが、工具はワークに対して垂直を向いているけど、
工具動きは
ZXYが動いて作った面上を動いて面取りができるということですか?
では角度をもった面に対して工具が垂直に向かないといけないような加工をワークはそのままで加工する場合は5軸のマシニングが必要ということですか?
となる角度の面に対して垂直に工具が向かないといけない様な工程を含む
加工をマシニングは3軸 CAMも3軸のCAMでやる場合は
その角度の面のところのプログラムを作るときCADでワークサインバイスで固定したときと同じ状態にワークを傾けCAMで加工パスをだし、
傾きが必要ない部分のプログラムをつくるときは
またCADで角度のない状態にワークをもどして
それに対してパスを出すというのを繰り返す。
実際に加工するとき角度のある面に対する部分のプログラムを実行するときは
ワークをサインバイスなどを使って角度を固定してからプログラムを実行していって加工するのでしょうか?
分かりにくい返答で申し訳ございません。
MCを動かしたことはございません。
今回の質問は例を言うとブロックのワークから真ん中部分だけを
ある角度のついた斜面を加工しなければらない。
またワークを普通において加工しないといけないような場合もある場合です。(これを一工程とします)
斜面は捜査線加工などでもできるでしょうが、ボールエンドなどがなく
また実際にワークを傾けてフラットにして加工したほうが斜面の出来もきれいになると思ってそういう流れで、CAMでパスをだす場合のやり方において
ワークを普通において加工しないといけない部分(1工程)のパスをcamで作る
時はワークを水平にCAD上でおいてパスをだし、データをだし、
今度は斜面の部分を加工するのにCAD上で第一工程を終えた形のワークを
傾けて
パスを出し、(工具はフラットエンドミルなどを使って)
やって。
そのデータで加工する場合は斜面の加工に入る前にマシニングが止まるようにしておいて
斜面のところのプログラムが実行される前にワークをサインバイスなどで
傾けてからプログラムを実行するながれになるのでしょうか?
という質問でした。
製品の形状面です。
>加工面は綺麗ですが、時間のかかる割には精度が出ません。
バイスで角度を取ると今度は
角度の方の精度が出にくくなるということでしょうか?
あとの質問は図面を確認してみます。
よくわかってなくて申し訳ありませんが
考えたことを書きます。
パスはCAD上でサインバイスにワークを取り付けた時と同じように倒し、原点をワークのある角に設定しパスを作ったとして
実際の加工の時その角で原点設定するのが平面では当てれないから困るということでしょうか?
実はマシニングで加工したことなくて原点設定にどのような測定器
を使ってやるのか知らないのですが、
イメージ的にはXYZとそれぞれの軸ごとに工具を測定器の端面にあてて原点設定するという
イメージですが、
今回のやり方だと端面にしっかり工具を当てられないから
0.3位の誤差が生じるという話でしょうか?
どうもありがとうございました。