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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:SUS304 ろう付けについて)

SUS304ろう付けについて

2023/10/16 13:42

このQ&Aのポイント
  • SUS304と純銅を使用した大気中ろう付けについて
  • SUS304と純銅を使用した大気中ろう付けの困りごと
  • SUS304と純銅を使って大気中でろう付けする方法
※ 以下は、質問の原文です

SUS304 ろう付けについて

2008/02/26 08:37

SUS304+SUS304を真空及び雰囲気ではなく、大気中で純銅を使い、ろう付けをしたいのですが、うまくいきません。フラックスは以前真鍮を黄銅ろうで、ろう付けしたときのものを使用しました。大気中・純銅という規定がある為、銀ろう等が使用できず、困っています。以上宜しくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2008/02/26 09:38
回答No.1

ろう付けマニュアル(アメリカ溶接協会編)では、SUS同士の接合において銅ろうは適合となっています。
該当のろう材はBCu-1、成分はCu:99.90% P:0.075%、Pb:0.02%、Al:0.01%、ろう付け温度1016℃~1093℃となっており、一般のろう材より温度が高いので、フラックスも1100℃でも有効な3Bや5(AWS規格)を使用すべきです。真鍮ろうで使ったものと同じならフラックスはよさそうですね。

銅ろうのBCu-1にはわずかにPが含まれていますが、これは還元作用を助けるためのものです。純銅でうまくいかないのはこれが原因かもしれませんね。Pは過熱によってほとんどなくなってしまうので、ろう付けされた部分の組成は純銅とみなして良いと思いますが、いかがでしょうか?

SUSのろう付けで注意したいのは熱伝導率が悪いことです。局所的に極端に熱せられ、反面熱が全体に回らないために失敗する確率がたかくなります。
いくらフラックスの還元作用があるとはいえ、過過熱による強い酸化表面が形成されてしまうと、その部分にろう付けはできません。
熱源がガスバーナーの場合は還元炎を使用することに徹することも大事です。

例えはSUSの細いロッド同士で練習してみてはいかがでしょうか。その時に、暖め方やフラックスののび・活性・酸化表面の還元など、具体的な問題が確認できると思います。

お礼

2008/02/26 13:03

御回答有難うございます。大変勉強になりました。
早速、トライし問題を確認したいと思います。
また何かありましたら質問いたしますので、宜しくお願いいたします。

質問者

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その他の回答 (2件中 1~2件目)

2008/02/26 15:48
回答No.2

SUS304は、防錆効果に優れた材料です。
それは、簡単に云えば、表面に酸化膜を形成しての効果です。
その事が原因で、真空中とかN2雰囲気中(酸素を排除して)で下地処理をするのでは?

又、熱伝導率の悪さも、反応を良くしていると考えます。

以上を考慮して、条件を見直した方が良いと考えます。

http://www.nisshin-steel.co.jp/nisshin-steel/product/market/32stainless/stn012_main.htm
を参照願います。5.3以降の腐食欄も。

お礼

2008/02/26 19:33

アドバイスありがとうございます。
もう少し大気中ろう付けをトライしてみます。
(銀ろうとは違い、かなり経験・熟練が必要みたいですね・・・)

質問者

お礼をおくりました

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