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シャフトの軸受け部について
2023/10/16 13:24
- シャフトの軸受け部について考えてみましょう。シャフトの長さや軸受け間寸法などの仕様を把握し、側圧や回転モーターの影響も考慮しましょう。
- 現在の問題点としては、側圧による軸受け部の変形やシャフトの材質についての検討が必要です。焼きいれや材質変更などの方法を検討して耐久性を向上させましょう。
- 軸受け部の問題を解決するためには、焼きいれ処理や材質変更が有効な方法といえます。耐久性を考慮し、最良の方法を選択しましょう。
シャフトの軸受け部について
2008/03/07 11:51
機械加工を施したシャフト(Φ25くらい)を両端6005のベアリングで受けて2200rpmくらいで回転させて加工機として使用しています。
シャフトの長さは600mmほどで軸受け間寸法は300ほどです。軸受けから片側は200mmほどシャフトがでておりそこに側圧がかかります。
もう片側はプーリをつけてベルト駆動させています。
そのシャフト先端で側圧(70kgfくらい)がかかっており、またシャフトの回転モーターに4P,5.5KWのものを使用していることもあってか、すぐにシャフトの軸受け部がヘタってきます(半年くらいでシャフト交換)。
長持ちさせるには軸受け部に焼きいれをしたらよろしいでしょうか?
もしくは現在シャフトの材質はS45Cですが、SCM材に変更したらいいでしょうか?
なんとか耐久性をあげたいので、最良の方法を教えていただけますと助かります。
回答 (9件中 1~5件目)
すぐにシシャフトの軸受け部がヘタってきます、が気になります。
普通は、ベアリングの内輪とシャフトはシマリばめです。
<ベアリングのカタログを参照して下さい>
ですから、ベアリングの内輪とシャフトは、一体で回転します。
また、外輪と軸受けも一体となる公差です。
そして、摩擦係数が少ない、ベアリングが回転して。
* 磨耗はベアリングに発生
* 磨耗交換は、ベアリングにて行なう
が原則です。
シャフトのヘタりが、ベアリングとシャフトの面圧(側圧に対しての)
不足なら話が判りますが、70kgなら6005で充分です。
多分、割りに高速回転で、モーターの高馬力なので、
ベアリングの内輪とシャフトがすべり回転をしているのでは?
対策は、前述の如く、圧入公差になる様に見直しをするです。
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すぐにシシャフトの軸受け部がヘタってきます、が気になります。
普通は、ベアリングの内輪とシャフトはシマリばめです。
<ベアリングのカタログを参照して下さい>
ですから、ベアリングの内輪とシャフトは、一体で回転します。
また、外輪と軸受けも一体となる公差です。
そして、摩擦係数が少ない、ベアリングが回転して。
* 磨耗はベアリングに発生
* 磨耗交換は、ベアリングにて行なう
が原則です。
シャフトのヘタりが、ベアリングとシャフトの面圧(側圧に対しての)
不足なら話が判りますが、70kgなら6005で充分です。
多分、割りに高速回転で、モーターの高馬力なので、
ベアリングの内輪とシャフトがすべり回転をしているのでは?
対策は、前述の如く、圧入公差になる様に見直しをするです。
S45Cの高周波焼入れでは、HRCで50~55位入ります。
焼入れで、長持ちすると思います。
回答6の方へ。
ベアリングが駄目になるとは、質問者は言ってませんが。
失礼しました。回答6の方の、おっしゃるとおりです。
機械全体のイメージがつかめないのですが、ベアリングがあまりにも早くだめになるようなので気になった点があります。
・自動調心の軸受けは使えないのか
・軸受け間の芯は出ているか
・軸受けを大きくできないか
・駆動ベルトのテンションが高すぎて軸受けに無理がかかっていないか
・ベルト駆動ではなくカップリング接続に変更できないか
・ベアリングがだめになった後も機械を使用し続けるとシャフトがスリップしますが、その可能性は?
・ベアリングのメーカーは?(経験上メーカーによって寿命に大幅な違いがあります)
アダプタスリーブ付きの軸受けに変えるというのも一つの手ですよ。