指定色どおりの色が出ません（サンプル比較して）

Question

スクリーン印刷で顧客指定のインクを使用し印刷を行っておりますが、
希釈すると色味が薄くなり、顧客より至急改善するよう求められております

色は山吹色のような黄色でセイコーアドバンスのVIC を使用してます。
希釈なしでの加工も試しましたが、印刷文字が小さく、また小数点のドットもあるため、インクが転写されなかったのでぎりぎりの希釈で加工してます

スクリーン版の条件を変えてみようかとも思いますが、その前に現行の条件で濃い色にすることはできないものかと思い、質問いたしました。

印刷物はＰＣの黒色塗装品で丸物です。
スキージ硬度は７０度を使用、角度は垂直に立てております。
ネットでいろいろ検索すると、印圧を下げるとか、版のメッシュ変更とか
ありますが、メッシュは現行＃300位でないと文字のエッジがシャープに出ないかと思います。
ただ、同じインクを使用している他の加工先はきちんと色が出ているんです

なぜうちの会社では出せないのか？？
どなたかアドバイスをお願い致します。

Answer

ご製作の色調が不明ですが　インキ調色時に　生地の色(黒）、使用メッシュ等　御連絡の上　インキを製作の場合　そんなに違いが発生する事は　少ないのではと考えます。

恐らく　希釈が過度に成っている為か　元々の　上記指定が異なって居る為ではと推測します。

どうぞ　ご確認下さい。

Answer

インクの濃度をあまり変えずに色を濃くしたい、なおかつ
簡単にすぐにやりたいのならば以下の印刷条件で試してみてはどうでしょうか？

・スキージゴムを柔らかい物に変える
・平スキージなら角度を75度あたりに寝かせたり、エッジを若干ペーパーで削る。
・版と印刷物との間隔を今より開けてみる

ただ、やりすぎるとにじみが発生しやすくなります。

Answer

私もﾌﾟﾘﾝﾄ基板の文字印刷で同じ様な経験があります。
もしかしたら参考になるかも･･･と思い投稿させて頂きます。

とりあえず、ｽｸﾘｰﾝ版の工夫から･･･

紗張り角度･･･22.5度程度にする
　ｽｷｰｼﾞの走らせる方向に対して角度を付ける
　乳剤の厚みを厚くする
　乳剤のｴｯｼﾞをｼｬｰﾌﾟにする（劣化していたら新版を使う）
　ｲﾝｸ抜けを改善したフッ素系の乳剤があったかと思います。
　印刷した後にｽｷｰｼﾞで版の上にｲﾝｸを乗せずに印刷する（重要）
　　抜け部分に何もない状態にしてｽｷｰｼﾞを走らせる。
　　この時ｲﾝｸがあると、ｲﾝｸの抜けが悪化
　ｽｷｰｼﾞ角=90度は、ｲﾝｸが出難いかと思います。いかにｽｷｰｼﾞ前で
　ｲﾝｸをﾛｰﾘﾝｸﾞさせて、紗から落すかが条件出しのコツかと思います。

先ずは、こんな感じと思いますが、勿論これ以外の印刷条件などの
ﾃｸﾆｯｸはあると思います。

少しでも参考になりましたら･･･

スクリーン印刷で指定色が出せない！至急改善方法を教えてください