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カップリンクの件
2023/10/16 12:40
- アルミ製のヘリカルカップリンクを使用してエンコーダとボールネジをつないでいます。
- カップリンクが割れる現象が起こり、振動による共振が原因か検討しています。
- ステンレス製のカップリンクに変更することで振動に対して強くなるか検討中です。
カップリングの件
2008/03/17 10:50
エンコーダとボールネジとをつなぐのにアルミ製のヘリカルカップリングを使用しています。
ちなみにエンコーダの軸径はΦ4,ボールネジにはΦ4のピンを取り付けてΦ4-Φ4のカップリングです。
機械は主に各パイプ3.2X60X30を使って溶接して製作したようなもので、
ボールネジはΦ36でリード10を使用し400W,1/20のモーターでヘッドを駆動させています。
現在、カップリングが割れるという現象が起こっています。
カップリング自体は偏角5°、偏芯0.25までゆるされています。
セッティング時には上記以内には治めているつもりです。
けっこう機械自体加減速がはげしいこともあり、繰り返しの
慣性モーメントがかかることによる疲労破損?ということも考えているのですが、
以前、エンコーダに付属の樹脂製の軽いカップリングを使用したこともあり、
その時も折れたのであまりカップリング自体の慣性モーメントは関係ないのかな?とも考えています。
となると機械の振動による共振なのかな?と疑いをもっています。
固有振動数はわからないので、とりあえず今回はステンレス製の
ヘリカルカップリングに変更するつもりです。
ステンレスはアルミや樹脂と比べて脆くないから振動に対して強いのでは
ないであろうかと考えた結果です。
このアプローチは正しいでしょうか?
どなたかご教授していただけると助かります。
回答 (2件中 1~2件目)
ディスクTypeを使用しているのなら、
* 1ディスク;ディスクの向きに対しての偏角対応
* 2ディスク;偏角と偏芯が対応
なので、確認して下さい。
そして、許容トルク内に入っているか?減速機を使用していますと、
1/20なら20倍のトルクが掛かります。
また、ボールねじ使用なら、その軸受でスラスト荷重を確りと受けて
いないと、カップリングへ負荷が掛かります。
また、偏角5°は目で確認できる範囲ですが、偏芯0.25は、両軸の振れを
ダイヤルゲージ等で測定した方が良いです。
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私も同様の経験がありますが、偏角5°、偏芯0.25という許容範囲にまちがいなく収まっているのであれば、振動によるずれが考えられます。ヘリカル以外にも種類がありますので、メーカーに問い合わせて試してみるのも手です。
また、カップリングが壊れないようになるとエンコーダーが壊れるということもありますので、なるべく振動がこないように軸受けを見直しことも必要かもしれません。