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中国材のQ235はSPCC相当品と言えるのか?
2023/10/16 10:26
- 中国でSPCC相当品として依頼した試作品にはQ235の表記があるが、Q235はSS400相当ともされる。そのため、中国材のQ235がSPCC相当品と言えるか疑問がある。また、Q235のミルシートのカーボン含有量がJISの規格を外れているため、NGとされる可能性がある。
- 自動車関連の部品としては重要ではないが、中国材のQ235がJISのSPCC相当材であるか知りたい。試作品にはQ235の表記があり、Q235はSS400相当ともされるが、SPCC相当品として言えるか疑問がある。また、Q235のミルシートのカーボン含有量がJISの規格を外れており、NGの可能性がある。
- 中国で試作品として依頼したSPCC相当品にはQ235の表記があるが、Q235はSS400相当とも言われるため、SPCC相当品として問題ないか疑問がある。また、Q235のミルシートのカーボン含有量はJISの規格を超えており、NGの可能性が高い。自動車関連部品のため、この問題は重要である。
SPCC相当の中国材について
2008/04/28 16:37
中国において、SPCC相当品にて試作を依頼したところ、ミルシートにQ235の表記がありました。他の方の質問では、Q235はSS400相当との記述を拝見しましたが、中国材のQ235はSPCCの相当品と言えるのでしょうか?
化学成分も確認しましたが、JISにおいてはSPCCはカーボンが0.15以下とあるのに対し、このQ235のミルシートではカーボンが0.16となっており、規格から外れています。
さほど重要な部品とは言えませんが、自動車関連ですので、ミルシートを提出した時点で、NGになる可能性が大です。
中国材でJISのSPCC相当材といえるものをご存知でしたら、教えてください。
よろしくお願いいたします。
回答 (7件中 1~5件目)
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小生も、SPCCに相当する中国規格をQ235としてよいと思います。
http://www.coguchi.com/data_s/tokusyu/tokusyu1/
にも記載しています様に、特に炭素量を規定せず、引張強さによって種別されます。
SS330,SS400,SS490SS540の様に。そして、P(リン)&S(硫黄)の様な害を与える
元素を規定しているが、一般的な解釈です。<特に、中国では>
* SPCD(絞り用)鋼中の不純物を少なくし、品質のバラツキをSPCCより小さくした絞り加工用鋼板
* SPCE(深絞り用)SPCDより更に深い絞りに適した鋼板
の材質と区別して、加工性に問題がない場合、炭素量はアバウトです。<中国では>
以下を参照下さい。
http://www.nc-net.or.jp/kouza/iron/03.html
http://www.nagai-giken.com/snonfm10.html
http://www.tokkin.co.jp/materials/materials.php
但し、管理を確りして、中国から日本へ入ってくる鋼材もあり、全てではありません。
鉄筋材の様に、強度だけが問題で、安く製品ができるが、中国の特徴(位置付け)
なので、使用用途で判断をした方が良いです。
サイト翻訳をご利用しましょう。
へんな単語も出て来ますけど無料です。
専門知識があればなんとか読みとれます。
中国側とのお話は irohaha@hotmail.com へメールをどうぞ。
お礼
2008/05/07 10:30
イルタニ様
ご紹介いただきましたサイトを使用してみてびっくりしました。
便利なサイトがあるものですね。
ありがとうございました。
尚、御礼が遅くなり申し訳ございませんでした。
再度の投稿です。
kiharaさんも仰っておりますように相当品という選定基準ではなく、材料特性を基準に選定されるべきと思います。
昨日は時間切れで調べることが出来なかったのですが、成分や機械的性質の記載されているURLが見つかりましたので、ご参考下さい。
済みません。
紹介URLは中国語です。
もし意味が分からなければご連絡下さい。
お礼
2008/04/29 11:38
ナカヨシ様
再度のご投稿ありがとうございます。
ナカヨシ様、Kihara様から頂いたアドバイス、情報を基に、中国側、また客先側と話を進めていきたいと思います。
ありがとうございました。
いろいろなご意見があるようなので、再度考えを述べます。JIS鉄鋼規格をよく見ていただきたいのですが、SPCCには化学成分も強度も規定されていません。SPCC相当と言われても、何を以って相当とするか迷うと思います。Q235は中国で一番よく使われている炭素鋼で、Q235を相当品とみなしたのには、それなりの正当性があると思います。客先と議論をするには、SPCC相当という曖昧な表現ではなく、実際にどのような特性(強度、延性、化学成分など)を必要としているかを明確にし、ミルシートの特性が要求特性を満足しているかどうかでQ235を使った正当性を評価しなければいけないと思います。因みに中国材の特性は、下記URLで確認できます。http//www.matguide.com
お礼
2008/04/29 11:36
Kihara様
貴重なアドバイスをありがとうございます。JIS規格も再度見直してみます。「何を以って相当とするか」おっしゃる通りだと思います。客先とも話をしてみます。
ありがとうございました。
お礼
2008/05/07 10:32
後の先、アフターユー様
詳細にわたりご教授いただき、ありがとうございました。
尚、御礼が遅くなり申し訳ございませんでした。