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金属の溶接状態の確認方法とは?
2023/10/16 08:25
- 金属の溶接状態を確認するための方法について詳しく解説します。
- 溶接部の境界線が判りにくい場合に、見やすくするための方法をご紹介します。
- 測定器が使えない場合には、溶接部を切断し表面を綺麗に研磨する方法が適しています。
金属の溶接状態の確認
2008/06/05 20:19
薄い金属同士(異種金属)t=0.3のSUSとt0.04アルミの抵抗溶接で溶接状態を確認するため、溶接部を切断し断面を見ていますが、接続部の境界線が判りにくいです。何か見やすくする方法はありますか?超音波探傷などの測定器が使えないため、溶接部を切断し表面を綺麗に研磨する方法しか出来ません
初歩的な質問ですみませんが、ご指導お願いします
回答 (4件中 1~4件目)
硬さが大幅に違えば硬さの差により研磨ままで判定できるかのかもしれませんがSUS304のような低硬度の場合には分からない可能性もあります。
みなさんのご意見のように、鏡面近くまで磨いてから、薬品で腐食して、いわゆる金属組織を出せば虫眼鏡程度でも判定できるでしょう。その際に使用する薬品ですが、金属組織を観察する場合、鋼は酸で腐食しますが、アルミは酸では腐食されません。逆にアルミはアルカリで腐食されますが、鋼はアルカリでは腐食されません。アルミが焼き付いた金型鋼の金属組織を観察する場合には、酸(通常数%の硝酸アルコール)とアルカリ(通常NaOH水溶液)の両方で腐食します。順序はどちらが先でもかまいません。
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一般的な、薬品を使用して、拡大鏡で検査する方法を
以下の検査欄で確認して下さい。
http://www-it.jwes.or.jp/qa/sitemap.jsp
そして、研磨(紙やすり等)、エッチング&着色(市販液で)
拡大鏡(ルーペ)で、応用して確認して下さい。
お礼
2008/06/07 09:07
大変助かりました
回答1さんのように研磨不足と思います。
研磨面がガラスのようにツルツルになるほど磨いていますか?
研磨紙の目の粗さを粗いものから順に小さいものへ取り替えて根気良く研磨することです。
SUSとアルミなら研磨で十分見えるはずです。
どうしても無理な場合は日本電子が販売しているクロスセクションポリッシャーというアルゴンガスで鋭利に切断する装置もあります。
お礼
2008/06/07 09:09
研磨は0.05のアルミナまで行っています
どうしても、研磨根があり、区別がつきませんでした
切断面の磨き方が粗い可能性が考えられます。
樹脂固めして細かく磨けば見えるはずですが、粗いとアルミが軟らかいためSUS側に滑っていって見にくくなるかもしれません。
境界を高倍率で細かく観察するほどでないなら、アルミを軽くエッチングしたらどうでしょう?
アルミは酸でもアルカリでも溶けます。家庭にある酸といえば、、、ですが、アルカリの炭酸ソーダなど試されては?
お礼
2008/06/07 09:06
ありがとう ございます 酸が良いのは調べて判りました
参考になりました