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プログラムエラーの原因がわからない
2023/10/16 06:18
- 半径R3の円を円の中心から1.6ミリ離れた直線でカットした結果、プログラムエラーが発生しています。G03の行の次のG1による直線の微小な距離表現が関係している可能性があります。
- エラーの出ているプログラムの原因を確認するためにアラーム番号の意味を調べましたが、移動指令の方向と補正後の移動方向が逆や、修正後の円弧の中心角が大きくなるなど、ワイヤー径補正に問題がある可能性があります。
- 機械はファナックのアルファー0Aです。プログラムのどこが悪いのかわからないため、詳しい方に教えていただきたいです。
プログラムエラーの原因がわからない
2008/07/15 06:41
半径R3の円を円の中心から1.6ミリ離れた直線でカットした
半円より大きな半円のような形があります。ワイヤーカットの
スタート点は円の中心より少し右 円の中心の座標を0,0としたとき
X0.91、Y0から始まる場合のプログラムにおいて
プログラムエラーとでているのですが、そのエラーの原因がわかりません。
プログラムは
G90
G92X0.91Y0
G41G1X3.
G3X-0.955Y2.8439I-3.←ここでエラーがでる。
G1X-1.06Y2.8087
Y-2.8087
とつづくプログラムですが、
←矢印の行でプログラムエラーがでます。
アラーム番号の意味取り説で確認すると、
ワイヤー径補正においてワイヤーがワークに食い込むおそれがあります。
原因 1移動指令の方向と補正後の移動方向が逆
2指令円弧に対して修正後の円弧の中心角が大きくなる。
プログラムをチェック修正してください。
と書いていますが、よく意味がわかりません。
エラーの出ているG03の行の次はG1になっています。
円弧の最後の少しの距離は直線であらわしているようです。
それが関係するとしてそれがなぜプログラムエラーになるのか
よくわかりません。ほとんど直線なのでその微小な距離は直線で表したのだと思いますが。
プログラムのどこが悪いのかわかる方教えて頂けないでしょうか?
機械はファナックです。
アルファー0Aです。
回答 (4件中 1~4件目)
G41G1X3.
G3X-0.955Y2.8439I-3. の部分ですが半径が大きすぎるのではないのでしょうか?
I-3.の部分をR○.と入力しなおせばエラーが出ないような・・・。
図面にRは書かれていませんか?
指示があるのであれば 図面上のRをそのままプログラムに書き込めば
エラーは出ないと思うのですが。。。
エラーコードって ひょっとして041とか?かな
『工具径補正Cにおいて、切り込み過ぎを生じる恐れがあります。』
ってエラーですかね・・・?
径補正って 半径以下になってますでしょうか?
最初に『半径R3の円を円の中心から1.6ミリ離れた直線でカット』
と書き込まれてますが、円弧と直線の交点座標にミスがありませんか?
現状ですと移動量が少なすぎてエラー出ますね・・・。
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ワイヤーはちょっとわからないですが、プログラムを見る限り、MCとかと同じっぽいのでアドバイスを・・・・。
径補正はいくつになってますか?
最低限、径補正以上の動きがないとエラーになります。
>最低限、径補正以上の動きがないとエラーになります。
ちょっと補足を・・。
円弧後の直線に限らず、直線から直角に曲り直線の場合も同じことが言えます。
絵を描くとわかりやすいですよ!
○| だめだうまくかけない。。 円弧が終わった時点で、すでに
ー 径補正分移動しているので、直線を入れる場合は径補正以上に動かさないとだめなのです
補足
2008/07/15 23:48
ありがとうございます。
今回ワイヤー径が直径0.25
で、放電キャップと足して
補正量w0.16以上でエラー
0,15以下はOKでした。
(1) G90
(2) G92X0.91Y0
(3) G41G1X3.
(4) G3X-0.955Y2.8439I-3.
(5) G1X-1.06Y2.8087
(6) Y-2.8087
(5)の直線は長さ0.11ほどしかありません。
おそらく、径補正をかけて(4)の円弧の終点まで動作すると(6)の面に食い込むのでエラーになっていると思われます。
CADで確認してみると、径補正値(半径)=0.15くらいがしきいのようです。
CADで作図した際のスクリーンショットを下記にアップしました。(径補正R0.2の例)
http://www.jpdo.com/link/1/img/4153.jpg
「(4) G3X-0.955Y2.8439I-3.」の円弧をX-1.06まで延長して「(5) G1X-1.06Y2.8087」の微小直線をなくせば良いような気がしますが、それでは問題があるのでしょうか?
>「(4) G3X-0.955Y2.8439I-3.」の円弧をX-1.06まで延長して「(5) G1X-1.06Y2.8087」の微小直線をなくせば良いような気がしますが、それでは問題があるのでしょうか?
>その円弧を延長して立て線との交点のY座標を求めてそのY座標で円弧補間だけのプログラムで作るというやり方でした。
ファナックの担当者も私と同じ意見のようですね。
(1) G90
(2) G92X0.91Y0
(3) G41G1X3.
(4) G3X-1.06Y2.8065I-3.
(6) G1Y-2.8087
>なぜCAMは微小直線G01をたて直線にはいる前にいれてきたのか。
>円弧補間だけでなぜ出してこなかったのか。
>アールで作図していたラインがなぜ直線補間で最後微小直線としてだしてきたのか
微小直線とはいえ、最小設定単位が0.0001mmのNCで長さ0.11は巨大です。
例えば、CAMの処理がCAM内で指定されたワイヤ半径の円がぎりぎり収まるような3Rの円弧と接する直線を自動生成するような仕組みになっているとか?
ワイヤカットはよく知らないので、まったくの想像になりますが、
例えば、CAMメーカのノウハウで、過去に同様な形状の加工で円弧と直線の交点部分がダレて形状が正確にでないことがあり、ワイヤ半径にいくらかの余裕をみた微小直線を間に追加するようにして改修され、それを踏襲しているとか?
CAMメーカに確認いただくのが良いと思います。
補足
2008/07/16 04:53
ありがとうございます。
ファナックからのプログラム修正例として回答があったのは
その円弧を延長して立て線との交点のY座標を求めてそのY座標で円弧補間だけのプログラムで作るというやり方でした。
ここで疑問だったのは
もともとはオートCADでたて直線と円弧がクロスしている状態から
たて直線の方を円弧の線でトリムして作図しているのになぜ今回
微小直線と縦線のクロスしたY座標2.8439の方が
プログラム修正の円弧を延長してたて線とクロスしたY座標より座標値が0.002ミリ大きくなりことなってくるのでしょうか?
それに作図は円とたて直線でかいているのだからR部分と立て直線だけで表せるはずなのに
なぜCAMは微小直線G01をたて直線にはいる前にいれてきたのか。
円弧補間だけでなぜ出してこなかったのか。
アールで作図していたラインがなぜ直線補間で最後微小直線としてだしてきたのか
よくわかりません。
アドバイスいただけないでしょうか?
ありがとうございます。
>例えば、CAMの処理がCAM内で指定されたワイヤ半径
今回はワイヤーが直径0.25なのでワイヤー半径は0.25÷2ですね、。
>の円がぎりぎり収まるような3Rの円弧
今回加工したいような形状ですね。
>と接する直線を自動生成するような仕組みになっているとか?
今回の微小直線のことでしょうか?
CAMには一般にG03だけでいけるような図でも最後に円弧に接するような
直線を自動生成するような設定というものがあるのでしょうか?
G3X-0.955Y2.8439I-3.←ここでエラーがでる。●しかし次の行
G1X-1.06Y2.8087 が問題
NCはオフセットモード中は先読みして動くので、原因箇所は先の行になります。
非常に小さい区間を G1 で指令してるが、G41で内側にオフセットされるとその交点がプログラムとは逆の方向になって、アラームになると思われます。
試しに補正値をゼロ、あるいは現在値より小さくしてドライランすればエラーにはならないはずです(値の限界がつかめる)
プログラムの対処としては円の終わり位置を僅かに変えて、 G1 区間を増やすとかでしょう。
2.さんがCADで確認されたように、CADで描いてみてオフセットが掛かったプログラムを作成し G40 で使う手があります。しかし、CADでも正しく描けないのは同じなので、円弧の終点を右に寄せて短縮し直線部分を長くする方法しかないと思います。
それでも本来の形状との違いは無視できて、製品寸法の公差に入れることが充分出来るはずです。
大径のエンドミルを使うマシニングなら、図面をみてオフセットをかけると怪しい、ダメというのがイメージしやすいですが、ワイヤーではチェックしにくいことは確かです。
こういう事かと思います。
オフセットされた状態で、円弧と微少な直線の交点は計算可能で、そこまで動くことには支障がない。★しかしその点は次の下がりの直線にオフセットをした線を行き過ぎて左にある → ●食い込み発生 → エラー。それを無視するとしても■逆方向、右に動かないことには次の下がりの直線の加工ができない。
なので、★を防ぐには、円弧と微少な直線の交点を右側になるよう僅かに調整する
ファナックの回答は★と■を指していると思います。
補足
2008/07/15 12:31
ありがとうございます。
>G41で内側にオフセットされるとその交点がプログラムとは逆の方向になっ>て、アラームになると思われます。
その交点がプログラムとは逆の方向になるということですが、
その交点というのが何と何の交点なのかいまいちイメージできないので
教えていただけないでしょうか?
プログラムとは逆の方向になるとは進行方向と逆になるということでしょうか?
補正方向が逆になるということでしょうか?
>試しに補正値をゼロ、あるいは現在値より小さくしてドライランすればエ>ラーにはならないはずです(値の限界がつかめる)
確かにそうでした。しかし補正値を変えたら製品寸法に影響してしまうので、このやり方は使えないですか?
>Lプログラムの対処としては円の終わり位置を僅かに変えて、 G1 区間を>増やすとかでしょう。
円弧補間G03でやる距離を短くしてG01でやる量を多くするということでしょうか?
今回の形状ではG03を短くしたらまだ曲線の強い部分が残ってしまい
G01の一行ではいけるのかな?と思いました。
G01を何回か使い対処するのでしょうか?
曲線を直線で何回分けて近似していくのでしょうか?
よろしくお願いします。
ありがとうございます。
オフセットをかけたときの工具中心軌跡の座標をそのままNCデータにして
G41をつかわないでやるということですよね?
まだ直線部分を長くするとながくすると干渉をしないというのがイメージしにくいのですが、直線部分をながくすると円弧部分をオフセットした線と
たて直線部分をオフセットした線が交わらないということでしょうか?
ファナックからの回答では円弧のオフセットとたて直線のオフセットが交わり微小直線をオフセットしたところがなくなるからエラーがでたと
回答があったのですが、
補足
2008/07/15 23:43
ありがとうございます。
半径は3です。
図面はありません。
エラーコードは41です。
そうだったと思います。
今回使っているワイヤーの直系は0.25です。
エラーのでた径補正(放電ギャップも含む)
は0.16以上でした。