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穴あけにおけるセンタードリルの径の決め方
2023/10/16 05:29
- 穴あけにおいてセンタードリルの使用は食いつきを良くするために必要ですが、穴の径に対してどのようなセンタードリルを使うかには決め方があります。
- タップ加工における穴の決め方には、よび径引くピッチという基準が存在するでしょうか?
- センタードリル以外で食いつきを良くするために使用される工具には、どのようなものがあるのか教えていただけませんか?
穴あけの時に使うセンタードリルの径の決め方
2008/07/23 12:41
ドリル加工ではドリルをあける前に食いつきをよくするために
センタードリル使うと思いますが、
あける穴径に対して使うセンタードリルの径の決め方というのはどのような
決め方があるのでしょうか?
タップ加工のした穴の決め方
よび径引くピッチというような基準的なものがあるのでしょうか?
また食いつきをよくするためにセンタードリル以外に利用することがある
工具はほかにどのようなものがあるのか教えて頂けませんか?
回答 (8件中 1~5件目)
その様な用途には、センタードリルよりもむしろ、
“リーディングドリル”とか“スターティングドリル”、
あるいは“ポイントドリル”などと呼ばれる工具をお使い下さい.
イワタツールの“SPセンタードリル”というのもこの類いのものです.
後からドリルをぶち込むのであれば、わざわざセンタ穴用のドリルを使う意味はありません.
ドリルのガイド穴と面取りを同時に行う目的であれば、
使用するのは後から入れるドリルと同じ先端径のセンタードリルです.
それより大きくても小さくてもガイドの役割を果たしません.
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気になったので、ここだけ答えておきます。
> タップ加工のした穴の決め方
> よび径引くピッチというような基準的なものがあるのでしょうか?
下穴径の決め方は、正しく覚えておきましょう。
呼び径 - ピッチ ⇒ 下穴径 等という様な、おかしな便法は危険です。
答えはズバリ、JIS B 1004 を、御覧下さい。
加工部材の材質にも因りますが、φ2~3mmと知り合いの加工屋さん
が言っていました。
貴社の実績は?
ドリル加工・・・
いたって単純でどの様な機械でも加工は可能
しかしながら、奥がとても深い加工方法ですね。
昔ながらのハイスのドリルでは 神戸が良いとかナチが良いとか・・
現在では 岩魚内 氏 のご指摘の通り刃先形状が改良されて超硬・ハイスを
問わずセンター加工無しで穴あけをする事が多くなりました。
30年以上前に細井工作所の社長(工学博士)が開発した
RシンニンニングがダイジェットとOSGに採用されたのが始まりです。
現在の高能率ドリルの原型だと思います。
センター加工は剛性の無い機械(電ドルを含め)の場合はやはり有効ですが
最近の機械では直接穴あけの方が精度も良く加工が可能です。
斜面などに穴をあける場合もセンターの角度とドリルの角度の違いの為
逆に精度が悪くなるケースもあります。
センター加工したい場合は先端の角度が同じ小径で剛性のあるドリルで
行うことをお勧めします。
センタードリル自体が嫌われてます。
・加工箇所が多ければ工数が無視出来ない。
・超硬、短尺、面状態良、シンニング適切なれば、無くても加工可。
タンガロイのカタログをご覧下さい。
頁数が多いので『センタドリル』『センタードリル』で検索した方が良いです。
・超硬ドリルでは食い付き時に逆に欠けやすくなる。
・専用センタードリルとしてギガスポットドリル。小径の面取兼用。
・φ0.3未満の細径でも専用品あり
センタードリル無しで多数穴加工したのはアルミなので、欠ける現象に遭遇したことは無いですが、鋼でセンタードリル有りの場合、食い付で嫌なビビリが出ることは確かですね。
補足
2008/07/23 20:23
超硬はセンタードリルなくてもいいのですね。
知りませんでした。ありがとうございます。
しかし>超硬ドリルでは食い付き時に逆に欠けやすくなる
とのことですが、
センター穴を開けると逆にかけやすくなるのでしょうか?