毒劇法とアンモニア

Question

毒劇法を勉強中です。
毒劇法では、アンモニアは＝劇物（１０％以下を除く）となっていますが、アンモニア水溶液の濃度によって、法規制が変わる事が分かってきました。
あるＭＳＤＳには、アンモニア≧１０％で「毒劇法包装等級＝?」という記述がありましたが、「毒劇法包装等級」がよく分かりませんでした。
そこで質問ですが、
１．包装等級とは、毒劇法の中で定義されているのでしょうか？（調べた限りでは、わかりませんでした）また、別の法規制だとしたら、どういった関連があるのでしょうか？
２．１０％ちょうどのアンモニアは、「劇物」になるのでしょうか？（１０％未満＝指定無し、１０％超＝「劇物」は、合っていると思いますが、１０％ちょうどの場合、どのような規制になるかという事です）

Answer

?包装等級は、毒劇法ではなく通知のようです。

法令等データベースシステム
http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/html/tsuchi/search1.html

で
毒物及び劇物の運搬容器に関する基準について
を検索してみてください。

?法律では、「１０％以下は除く」となっているので１０％ちょうどは、劇物ではないです。ただし、１０％わずかでも超えたら劇物です。

何が毒劇物にあたるか非常にわかりにくいので、下記参照してください。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kenkou/iyaku/sonota/d_g/dokugeki/page1/index.html

１０％以下，以上　：　１０％含む
１０％未満　　　　：　１０％含まない　　　９．９９９９９９...％非劇物
１０％を超え　　　：　１０％含まない　　１０．０００００...１％劇物

まじめに取り組むと様々な困難に直面して、頭がおかしくなりそうです。

Answer

30年程前に、劇毒物取扱責任者の資格を取得しました。

その時には、『包装等級』とかの項目は、ありませんでした。

多分、危険物と併せて、運搬時で基準を定めたものだと思います。
劇毒物運搬時には、注意が必要でしょうね。
以下が、参考資料です。
http://homepage1.nifty.com/jacis/okuru2006.6.htm

Answer

こんばんは、 同じ様な立場なのですが・・

１・については、下記ＵＲＬを参考にしてみて下さい。

http://www.junsei.co.jp/j_hosokumemo3.htm

http://homepage1.nifty.com/jacis/okuru2007_03.html（参考程度かな？）

２・私の持っている教科書では、毒物及び劇物指定令 第２条８項で
　　　１０％以下を含有する物を除く（製剤）となっていますので、
　　　普通物扱いとなるのではないでしょうか？
　　　（テキストによって定義が違うのは困り物ですね。）

参考になったでしょうか？ がんばって下さい。

毒劇法とアンモニアの関係を調査