メガネの傷補修方法とアドバイス

ゴム系の【皮膜系】特にＮＢＲの薄さ０．０３ミリコンドームを溶かして、塗布すると綺麗になります。詳しくはゴム系のサイトで調べて下さい。

元メガネ屋ですが、ガラスは傷つかないわけではなく
あくまでも傷がつきにくいレンズです。
結論で言うと自分での補修は無理です。
また、傷によって光の屈折具合が微妙に変化し
あまり目に対してもいい影響はありません。
（疲れ目になったりしやすい等）
早めのレンズ交換をオススメします。

私は、少々の傷の場合は黒インクを塗り込み
次に、それを乾いた布等でふき取ります。
傷の乱反射による光を傷を黒くすることにより防げます。
傷は治りませんが、光の乱反射が抑えられ傷が気になりません。
昔から在るレンズの使用法です。

屈折率が同じ、コーティング剤を塗布して磨くか、均一塗布なら
そのままでも良いのでは？
メガネのレンズならそのままでも良いと考えます。

やはり結論は×

似たような例として、自動車のフロントガラスの傷修理があり、キットも売られてるが、埋める部材の足がかりになる深い窪みが必要で、浅い引っ掻き傷だけではダメなようです。（それに高い）

フロントガラスなら目立たなくする程度で充分と考えられるが、メガネはそんなワケにはいかないでしょう

同じくフロントガラスのしつこい油汚れを落とす研磨剤として、望遠鏡のレンズ磨き剤である酸化セリウムを使用したものが市販されてます。
その注意書きにこんなのがありました。

メガネやカメラのレンズ、パソコンのモニターには絶対に使用しない事。
これらにコンパウンドを使うと大変な事になりますので絶対に使用しないでください。
※メガネのレンズについてちょっと一言・・・メガネレンズのコーティングは実は熱に非常に弱く、お湯で簡単に剥がれてしまいます。これはレンズとコーティングの熱膨張率が異なるためです。ですから、お風呂やサウナなんかでもアウトになってしまいます。