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ステンレスの錆び

2008/08/22 14:09

自動機のライン中に異物除去用のイオンブローを設置しています。
ワーク搬送ステージの部品がステンレス焼入れ(SUS304)なのですが、
イオンブローが当たる範囲に錆が発生してしまいます。

原因はイオンである事はなんとなく分かるのですが、イオンブローはやめられません。
錆びない様にする為には同じステンレス系の材料だとどの様なグレードが良いでしょうか?

表面処理はできればしたくありません。


宜しくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2008/08/22 17:54
回答No.2

推測ですが、
ステンレス焼入れ材は、SUS304でなく、もっと錆び易いステンレスです。
SUS304でも、加工硬化の要領で、硬度を上げる事ができますが、それでは
ありませんか?

さて、単に錆び難いステンレス鋼を選択するのは、簡単ですが、
『部品がステンレス焼入れ(SUS304)なのですが』の記述が
気になります。
どの程度の硬度が必要な錆び難いステンレスを選択すれば良いのかです。
SUS316は、SUS304より錆び難いし、加工硬化を利用すれば、ある程度の
硬度も維持できます。(SUS製ボルトで、A2-50やA2-70強度区分とA4-70
やA4-80の強度区分がある様に)

しかし、比較的錆び易いSUS440Cで焼入れしていたら、硬度不足となる
危険があります。

以上の様な内容が、以下資料に記載されていますので、確認して下さい。
http://www.hsk.ecnet.jp/sus-kaisetu.htm

お礼

2008/08/25 10:03

回答が遅くなりましてすいません。

硬度としてはHRC50以上あれば問題ないです。
但し硬度というよりは焼入れ処理をしたいと言う方が重要です。
⇒理由としては材質を変化させて打痕等のへこみ等が発生するのを防止したいからです。


※部品は研削仕上げが必要なので、加工業者からも「(硬度はともかく)焼入れをさせて欲しいとはよく言われます」


色々アドバイスありがとうございます、勉強になります。

質問者

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その他の回答 (6件中 1~5件目)

2008/08/27 09:18
回答No.6

ステンレスが錆びないわけは不動体化層(CrO3)を持っているためです。
イオンは電価を持っているためこの酸素と結びつき鉄を露出させます、普通は
空気中の酸素で自己修正を行いますがスピードがおいつきません。
と、なると化合しないものとなるので、金メッキかチタン。
高いですね。

お礼

2008/08/28 08:51

わかりやすい説明ありがとうございました。
対策も色々考えてみたいと思います。

質問者
2008/08/25 11:37
回答No.5

各回答者のお礼の内容を拝見し、小生は少し混乱しています。

さて、
※ 使用材がSUS304なら、SUS316Lに変更しても効果は期待できます

※ 使用材がSUS440C等で、焼入れ焼き戻しして硬度がHRC50以上の仕様
  なら、SUS316Lを使用すると、防錆効果は期待できますが、打痕は、
  問題となる危険が残ります。
  SUS316Lは、HRC50以上にならないため。

以上が、前回のアドバイス内容です。

お礼

2008/08/25 12:27

初心者で説明内容が不足しわかり辛い内容でしたことをお詫びします。

今回頂いたアドバイスの文章がとても理解しやすかったです。

SUS材の使用方法としてはアドバイスを頂いた方々が理解しづらい内容だったと思います。
次回より質問の仕方も勉強したいと思います。

ありがとうございます。

質問者
2008/08/22 21:27
回答No.4

興味深い内容なので、もう少し詳しい内容教えてください。
イオンブローとはイオナイザの事ですか?
イオナイザであれば直流式か交流式どちらですか?
錆はどんな感じですか?赤錆ですか?どれとも黒っぽい感じですか?
ワーク(材質)は何ですか??

質問に質問で申し訳ありません。

補足

2008/08/25 11:30

こちらも勉強できるので大丈夫です。

イオンブロー?その通りです、キーエンスやサンクスのイオナイザーです。
⇒DC24Vですね。

錆は赤錆ですが完全に赤ではなく若干黒っぽいです。

ワーク材質は大部分が樹脂(ナイロンやPPS、LCP等)です。


以上。

質問者
2008/08/22 18:44
回答No.3

どんなに頑張っても SUS304 は焼入れ出来ないので、どちらかが間違いでしょう。

?ワーク搬送ステージ?ならいずれも有り得ると思えるが、一応 304 とするなら、改善方向は1.さんの 316L でしょう。

?イオンブロー?もよく判りませんが、食品等で使用される、オゾンとするなら、一応耐えるとするサイトが殆どだが、高濃度な場合は 316L でも問題有りとする見解もあります。極端な場合は PTFE コーティングでもヤラレル。

お礼

2008/08/25 10:24

回答ありがとうございます。

(2)さんでも書いたのですが、硬度よりも材質を変えるという意味ですので、「焼入れ」と言う行為の意味が少し異なっているかもしれません。

※イオンブローというのはキーエンスやサンクスのイオナイザーの事です。

勉強になります、ありがとうございます。

質問者
2008/08/22 16:50
回答No.1

単純に耐食性だけで考えるとSUS310S,SUS316Lあたりでしょうか。
海中など、耐食性を考慮しないといけない場合にSUS316Lを
使ったことはあります。いずれにしろ 錆びにくい だけですから
理想は表面処理だと思いますが。

お礼

2008/08/22 17:04

回答ありがとうございます。

そうですね、あくまでも「錆びにくい」なんですね。

最終的には表面処理で・・・となるかもしれませんが、
取りあえず試してみたいと思います。

質問者

お礼をおくりました

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