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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:電動工具100V以下のアースの抵抗値0.1Ωに関…)

電動工具100V以下のアースの抵抗値0.1Ωに関して

2023/09/07 05:41

このQ&Aのポイント
  • 100V以下のアースの抵抗値0.1Ωに関するJISC9029-1の規格について、抵抗測定時にはケーブルやコードの抵抗は含まれないとの解釈があります。
  • 一般的な電動工具ではコードの長さが5m以内であるため、コードを含めた抵抗値が0.1Ω以下であれば問題ありません。
  • 形式試験ではコードは測定に含めないため、実際の接触抵抗のみを考慮した値となります。
※ 以下は、質問の原文です

電動工具100V以下のアースの抵抗値0.1Ωに関…

2008/09/02 09:44

電動工具100V以下のアースの抵抗値0.1Ωに関して。

いつも大変におせわになっております。
弊社にて100V以下のケーブル長20mの電動工具にアースを取り付け
JISC9029-1に基づいて試験を行いました。

規格からだと抵抗値0.1Ωと記載されておりますが,備考の箇所に
「可とうケーブル及びコードの抵抗は含めない」との記述がありますし,
「接地極と各可触金属部との間に順次に流す。」とあったので
ケーブル20mを除いた可触部とアース用端子,アース用端子と接地極の抵抗0.1Ω
と解釈し,改良を行ったのですが
社内にてケーブルも含めて0.1Ωではないのか?との意見が出ました。
(この場合は備考は計測器のケーブルとコードの事だとの解釈でした)

ケーブル20mの2sq 3芯のキャブタイヤケーブルの場合,
ケーブルだけで抵抗値が0.2Ω程発生してしまいますし,
アース付きコードリール等を使用した場合,電源から電動工具可触部までの
接地抵抗は0.1Ωを余裕で超えてしまいます。

一般的な電動工具ですとコード長の長さは5m以内のものが殆どである為,
コードも含め0.1ΩでOKだと思うのですが,特注対応品でコードの20mは譲れません。

アースの接触抵抗(ケーブルは除く)は0.1Ω以下との解釈は誤っているのでしょうか?

長々とした文章で大変に申し訳ございませんがよろしくお願いします。

JISから原文を抜粋させて頂きました。

JISC9029-1
項 25.5
接地用端子又は接地極とそれに接続する部分は小さくする。
適否は次の試験によって判定し,その試験中は妨害抑制用のインダクタンスは
接地回路に接続したままとする。

無負荷電圧が12V以下の交流電源を用いて,定格電流の1.5倍又は25Aのいずれか
大きい方の電流を接地用端子又は接地極と各可触金属部との間に順次に流す。
工具の接地用端子又は接地極と可触金属との間の電圧降下を測定し,
電流とこの降下電圧とから計算した抵抗値は,いずれの場合にも0.1Ω以下とする。

備考1.抵抗測定には,可とうケーブル又はコードの抵抗は含めない。
  2.測定用プローブの先端と試供金属部との間の接触抵抗が,試験結果に
   影響を及ぼさないように注意する。

先日 問い合わせましたところ以下のような内容を頂きました。
皆様のご回答の通りの内容で安心しております。
結論は0.1Ω以下とは個々の接触抵抗のみの値で,
抵抗測定の際には可とうケーブル又はコードの導体抵抗は含めない。
で納得いたしました。
ご回答くださった皆様,ありがとうございました。

******************************
原則として形式試験ではコードは測定に含めません。
IEC規格の場合は、コード交換方式のX形取付けを基本としており、
これらはユーザーによってコードが変更されてしまうため、
コードを含めての測定は実際の
値とは違ってくるという背景があると思います。
******************************

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2008/09/02 18:49
回答No.2

0.1Ωの規定は,本体内部のアースの連続性を担保する数値と思います。電源ケーブルの接地線の抵抗は除外していいはずです。

アースの連続性とは,地絡が発生したときに電流が流れる経路が健全であることを意味します。外郭金属板と本体フレームの間や本体フレームからアース端子に至る接触抵抗を含む抵抗値が十分に低いことでこれを証明しようとする考え方です。疑われるのは,パーツとパーツ間の接触抵抗です。ここに,ある程度大きな電流を流して,電圧÷電流で求められる抵抗値が0.1Ω以下ということを要求しているのです。

単一の導体でできている電源ケーブルは,怪しげな接触抵抗が介在しないので除外されると考えれば宜しかと思います。

お礼

2008/09/02 22:51

回答ありがとうございます。
「アースの接触抵抗(ケーブルは除く)は0.1Ω以下」
との自分の解釈が誤りではないか不安でしたが自信が持てました。
ありがとうございます。

人体の抵抗値は0.1Ωよりも遥かに大きいのに接地抵抗を0.1Ωとするのは
不自然だと思いましたし,
電源ケーブルはJIS3312等で抵抗値は決められているので
明確にされてない可触部と端子の接触抵抗を0.1Ω以下としているのでは
ないか?と私も考えておりました。

明日,日本工業標準調査会に問い合わせてみようと思います。

質問者

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その他の回答 (2件中 1~2件目)

2008/09/02 15:35
回答No.1

>備考1.抵抗測定には,可とうケーブル又はコードの抵抗は含めない。

この「可とうケーブル又はコード」の定義が問題になりますが
この直前の行に
「25.4 電源コード又はケーブル・・・・」
とあります
また本文を”コード”で全文検索してみると電源コード以外の意味
つまり「計測器の測定コード」の意味で使われていのは探し出せません
また”プローブ”で検索すると25.5備考2の箇所以外では使われていません

>社内にてケーブルも含めて0.1Ωではないのか?との意見が出ました。
>(この場合は備考は計測器のケーブルとコードの事だとの解釈でした)
要するにこの説の妥当性は少ないと解釈できます

補足

2008/09/02 19:40

回答有難うございます。

「可とうケーブル又はコード・・・」は何度読み直しても
計測器の測定コードとは私も読み取れませんでした。

ただアース導通テスタのHPにて使用方法に
機器の「アースすべき露出金属部」と「電源コードのアース線」間
との記述があり測定器の測定コードとの意見が出たようです。
http://www.excelinc.co.jp/product/safety/er-200/er-200.html

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