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MOSFETとIGBTの容量特性と温度の関係
2023/10/16 02:19
- MOSFETやIGBTのCoss、Ciss、Crssといった容量特性は、温度によって変化します。
- 一般的に、温度が上がるとMOSFETやIGBTの容量は大きくなります。
- この特性は、ダイオードの接合容量にも同様に見られます。
MOSFETの容量特性について
2008/09/20 09:35
こんにちはMaToKaです。
MOSFETやIGBTのCoss Ciss Crssの温度特性を教えてください。
温度が上がったら容量は大きくなるのでしょうか?
ダイオードの接合容量も同じような特性なのでしょうか?
すみませんがお願いします。
回答 (2件中 1~2件目)
ご質問から時間が経過してしまいましたが,自分自身でも気になっていたので
実際に測ってみました。
手元にあったパワーMOSFET(2SK1114)を加熱装置に取り付けて,ゲート容量
(DS一括対G間)を無バイアスで測定しました。
結果は,1℃あたり0.03%程度の正の温度係数でした。
(25℃で2477pだった容量が125℃では2550pFまで増加しました)
前の回答の参考URL中に記載されていたと思いますが,MOSFETのスイッチング
動作は温度によって影響をうけます。その原因のうち,容量の温度変化も
その一部に当たると思いますが,主要な原因ではないということが,今回の
測定結果からも示すことができると思います。
ダイオードの接合容量は,PNジャンクションに逆バイアスをかけた状態
における空乏層の厚さと誘電率が容量を決めますので,MOSFETのシリコン
酸化膜の容量とは傾向が異なることと思います。
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他の目的で検索中に,偶然に見つけましたのでご紹介します。
参考URLのNo.1018にご質問の内容に近いものが掲載されています。