ステンレスの表面処理について
ステンレス部品を中国の業者から購入し使用しているのですが、SUS304の表面にキリンス処理をしているとのことでした。
ステンレスにキリンス処理をするというのを聞いたことが無いので、本当なのか信じられません。また詳細を尋ねても教えてくれませんし困っております。
処理前後を比べると表面の汚れが落ちて綺麗になるだけで、他に艶が出るとか色が変わるといった外観上の違いは無いようです。
こうなると本当に処理を行っているのかすらわかりません。
何か確かめる方法は無いでしょうか?
又、処理前後で外観の変わらないステンレスの表面処理というものがあるのでしょうか?
業者の担当曰く、キッチンなどで使用するステンレス部品も同じ処理をするそうです。
初歩的な質問かもしれませんが、ご存知の方おりましたら教えてください。
宜しくお願いします。
投稿日時 - 2008-09-29 18:34:00
QNo.9457641
暇なときに回答ください
回答(2)
ANo.2
キリンス(処理)
銅材に多用される酸洗処理で、非常に綺麗な表面を得ることが出来る。
通常、硝酸をベースとした強酸の混合液へ浸せき、汚れた表面を溶解し新しい
銅表面を露出させ光沢を得ます。
処理の際、多量の窒素酸化物が発生するため処理は減る方向にあります。
さて、リンス等の後処理を行わないと、ステンレス表面の強い酸化皮膜
(不動態皮膜)形成に悪影響を及ぼします。
以下が、SUSの資料です。SUSの錆難い内容と、腐食の項目を参照下さい。
http://www.hsk.ecnet.jp/sus-kaisetu.htm
投稿日時 - 2008-09-30 11:33:00
ANo.1
一般的に真鍮にほどこす酸処理をキリンスと呼んでいます。
ステンレスですとパシペート処理がこれにあたります。
一般には焼き入れ品に施すことが多いですね。
投稿日時 - 2008-09-30 09:17:00