このQ&Aは役に立ちましたか?
ゴムの疲労破壊についての調査結果
2023/10/16 01:19
- ゴムの疲労破壊に関して、フッ素系の配合ゴムの特性を考慮した機械的な耐久性について無問題と思われたが、ダイヤフラム形状での運用では50万回程度で破壊することが判明しました。
- 社内ではゴムの耐疲労性の評価として、初期のTb、Eb、硬度とS/N曲線の確認を行い、それ以外の尺度があるかについて調査を行いました。
- また、新規にゴムを採用する際に機械的耐久性を予測する特性値として、上記の評価項目以外にも参考にできる特性についても調査を行いました。
ゴムの疲労破壊について
2008/10/08 11:58
現在、ゴムの疲労破壊で困っております。
このゴムはフッ素系の配合ゴムですが、
硬度:65°
引張:14.3MPa
伸び:520%
というゴムであり、これら特性より
機械的な耐久性に関しては問題視しておりませんでした。
しかし、ダイヤフラム形状で動作させると
(伸びはFEMによると10%前後でした)
50万回程度で破壊します。
(亀裂が入って破れます。)
ゴムの耐疲労性(?)の尺度はどのようなものがあるのでしょうか。
社内では、初期のTb、Eb、硬度とS/N曲線をTbの半分くらいまで
確認し評価をしているのですが、それ以外の項目で
なにか尺度は無いでしょうか。
また、新規にゴムを採用される際に、
機械的耐久性を予測する特性値として何か上記以外で
参考にされている特性がありましたらご教授頂けないでしょうか。
宜しくお願い致します。
回答 (1件中 1~1件目)
ニチアスさんやバルカーさんは、フッ素樹脂のダイヤフラム形状や
ベローズ形状の製品を製作してい記憶があります。
他にも、以下の資料で、
http://www.packing.co.jp/
http://www.packing.co.jp/PTFE/ptfeindex1.htm
各項目をクリックして、直に確認して下さい。
成形上や形状のノウハウもあり、ニッチな領域なので。
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
お礼
2008/10/08 17:57
早速の情報ありがとうございます。
形状の面、大変参考になりました。
やはりフッ素系のものは動的な特性は形状などの
配慮が必要であると理解しました。
ありがとうございます。