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バカ穴の作り方
2023/10/16 00:44
- バカ穴とは、パンチとダイのクリアランスを手で調節するために作る穴のことです。
- バカ穴はボルトよりも大きい穴を開けておくことで、クリアランスの調整が容易にできるようになります。
- パンチプレートとダイセットを固定するボルトの入る穴にバカ穴を作ることで、調整作業がスムーズに行えます。
バカ穴の作り方
2008/10/09 23:38
パンチとダイのクリアランスを手で調節するときに
まずダイの方にノックピンが打たれてからパンチを調整する場合
今度パンチをクリアランスが合うように調整してからダイセットに
穴を転写してそこにノックピンをいれて固定する。場合の
パンチプレートとダイセットを固定しているボルトが入る穴をバカ穴で
つくっておいてクリアランスが調整できるようにしておく場合
ですが、
バカ穴というのはどのように開けるのでしょうか?
単にボルトよりも大分大きい穴をあけておくということでしょうか?
バカ穴の作り方を教えてください。
回答 (3件中 1~3件目)
私の場合ですが。
大体、ボルト径に対して+1mmが通常と考えています。
小さいネジの場合、+0.5mmくらいにする場合があります。
M10を超える場合+2mmにしています。
説明不足でしたが、私が書いたのは一般的に部品を固定する際のバカ穴の大きさです。
調整代を大きくとる必要がある場合は、バカ穴も大きくし、ワッシャを使用する場合もあります。
まず、どのくらいの調整代が必要か?を把握すべきだと思います。
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なんか間違った認識を持っている人がいるので
バカ穴
基本的に公差がない穴であり、多少径が違っても問題のない穴のことです
一般的に使われるのはネジの通し穴ですが ネジが入り締め付けに問題がない程度の大きさなら良い 穴をバカ穴と呼びます
M6 のバカ穴の場合 6.5 でも 7 でも 8でも 6.1でも
機能的には問題ありません
軸の通し穴や、配線の通し穴、などにも使います
加工方法もドリルでなければならないとは限りません
φ12キリ ← これはドリルで開けろと言う意味 キリ は 加工方法を示している ドリル以外であけてはいけない
φ12 ← φ12の穴 ワイヤーで切ってもいいし、放電であけてもいいし レーザーで開けてもいいし 何で開けても良い
最近の質問に&回答者に多いですが
現場主義、現場感覚で図面を書いている人が多いので
JISは勉強してください…orz
一応 ネジ用のバカ穴はJISで決まっていますが
JIS B 1001
http://www.nbk1560.com/technical/pdf/783.pdf
まあ、大体M10までは +1mm
M10以上は+2mmにしているみたいです
たまにM8をφ10にする企業も有りますが
座面を大きく取りすぎると陥没などが起こるので上記程度です
パンチとダイセットの構造がいまいちわかりませんが
普通の金型と想定して
上記の程度のバカ穴内で問題なく合うと思いますが、それ以上の場合、
長穴にする場合も有ります
基本的にバカ穴は、調節するのが主目的ではなく、
一般公差吸収がバカ穴の本来の意味です
補足
2008/10/12 17:57
ありがとうございます。
ねじをきってない穴で、ボルトを通してボルトがパンチプレートダイセットから抜けることなく、
パンチプレートとダイセットをクリアランスを調整しノックピンを打つまで
とめておいてくれたらよいのでしょうか?
>M6 のバカ穴の場合 6.5 でも 7 でも 8でも 6.1でも
>機能的には問題ありません
この値ならボルトはぬけないでプレートをノックを打つまでパンチプレートと
ダイセットをクリアランスを調整するがたをもちながら
固定してくれるのですか?
ありがとうございます。
>大体M10までは +1mm
プラス1ミリを超える穴だと、板と板を固定することは難しくなりますか?
ボルトが抜けてしまうなど、
>上記の程度のバカ穴内で問題なく合うと思いますが、それ以上の場合、
>長穴にする場合も有ります
クリアランスの調整で動かす量が多くなる場合は長穴にして調整でくる
距離を稼ぐということでしょうか?
>基本的にバカ穴は、調節するのが主目的ではなく、
>一般公差吸収がバカ穴の本来の意味です
公差吸収して応力をすくなくしているのでしょうか?
「バカ穴」というのは、ねじの無い穴の事です.
ねじが壊れてねじが効かなくなる事を「バカになる」と言いますが、
その意味で初めから「バカな」穴という訳です.
ボルトで固定する場合、ねじ穴とボルトの座面の
間にはさまる部材の穴というのは基本的にねじ無しにします.
ボルトの首下が通り、ボルトの座面が利くなら、
穴自体はどんな方法で作っても構いません.
まあ、普通はドリルでしょうね.
調整代によっては長円形状の穴が必要になる事もあります.
こういうのは、ドリルで両端2ヶ所に穴をあけてその間を除去するか、
フライスで加工するか、ワイヤカットするか、
何かしら策を講じなければなりません.
補足
2008/10/12 17:59
ありがとうございます。
確認質問ですが、
クリアランスを調整するために動かすだけのがたがあるから
パンチダイを適正なクリアランスに調整できるのですよね?
そのために馬鹿穴で固定しておくわけですよね?