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センサーの役割とは?
2023/10/15 23:18
- モーターを使った機械装置には、始動、停止、オーバーランの4つのセンサーが付いています。しかし、オーバーランのセンサーの役割が分からないという質問があります。
- オーバーランのセンサーは、回転数が一定を超えると作動し、機械への負荷を制御する役割を持っています。
- つまり、モーターの回転が異常に速くなったときにオーバーランのセンサーが作動し、機械への負荷が大きくなりすぎないように制御を行います。
センサーについて
2008/11/12 21:00
機械装置の組立の仕事についたばかりで何もわからないのですが、モーターを使ってものを動かす機構に始動、停止、オーバーランの4つのセンサーが付いているのですが、始動と停止のセンサーで電源がオンオフになるのはなんとかく分かるのですがオーバーランのセンサーはどういった役割があるのでしょうか。大変初歩的な質問で申し訳なにのですが、どなたか御回答宜しくお願い致します。
質問者が選んだベストアンサー
回答(1)さんと同じなのですが、
まず、直線運動するに当り端から端までを「移動端」、「初期位置端」とし、そこには必ず位置確認のセンサーが必要です。その間をモーターを駆動源としたユニットが行ったり来たりします。
次に移動端を越えた位置、又は、初期位置端の手前にもそれぞれ必要で、それがご質問にある(オーバーラン)センサーです。
場合によっては「移動端」、「初期位置端」を超える場合(故障など)が想定される場合や、超えた場合比較的強度の無い部品に干渉してしまう場合などの対応用でオーバーランが必要です。
メーカーによっては念には念をの概念でそのオーバーランセンサーをダブルにする所もございます。
その後は、回答(1)さんにもありました、メカストッパーが必要です。オーバーランセンサーも何らかの原因で効かなくなった場合メカはそのストッパーに衝突して停止しドライバーの過負荷検出でエラー発報するようになります。
低負荷のもので移動速度が比較的低速な場合などの場合、メカストッパーに衝突しても被害が少ない場合はオーバーランセンサーの必要性が少なくなるのも回答(1)さんの考えに賛成です。
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その他の回答 (4件中 1~4件目)
(1)~(3)の答えで正しいと思います。
ただ、流している品物や搬送機器によっても異なりますが、センサーの異常ばかりのインターロックではありません。
品物によっては、停止時に慣性で動いてしまい、位置ズレを起こす場合、搬送機器ではベルトCVなんかでは、停止信号が出ても惰性回転で動き、停止位置がずれる場合(モータのブレーキが減ってきている場合も一緒です)
もし位置ズレを起こした状態で次の動作に入った場合、品物や機械を壊しかねないことから、必ず防止機能として設置します。
品物の位置ズレならストッパなどの機械的な物を組み合わせると良いと思います。
お礼
2008/11/13 12:48
御回答有難うございました。
なるほどそういう目的も兼ねているのですね。
勉強になります。
回答(1)、(2)に追記します。
オーバーランのセンサは機械の安全のために非常停止回路を作ります。
一般的にオーバーランの状態になったときは非常停止と同じ状態でモーターの電源は遮断されます。
電源を元から落とす場合もありますし、運転準備の回路を落とす場合もあります。
オーバーランから復帰するにはなんらかの方法で(普通は手作業で)移動させる必要があります。
組立時に動かないという時には、センサが原因ということがよくありますので、注意してください。
お礼
2008/11/13 12:46
御回答有難うございました。
今後注意して作業を行っていきたいと思います。
単純に停止センサが壊れたとしても安全に停止させる為
もし、停止センサが壊れていたら
停止センサを超えて走行して機械ストッパに衝突して止まる
もし衝突時の衝撃が大きければ機械は壊れる
例え衝突しても何も壊れないほど頑丈で、人体にも何も悪影響が無いように
設計してあるならオーバーランセンサは不要とも言える
お礼
2008/11/13 12:42
御回答ありがとうございました。
なるほどそういう事だったのですね。
やっと理解できました。
お礼
2008/11/13 12:44
大変詳しく御回答頂きまして感謝しております。
わかりやすくとても参考になりました。
有難うございました。