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アニール処理とは?加工時のストレス対策方法
2023/10/15 22:24
- NC旋盤やマシニングでの切削加工時に起こる「ひずみ」「変形」「置き狂い」などの問題を解決するためには、アニール処理が有効です。
- アニール処理は、加工後の物体を高温で加熱し、徐冷することで結晶粒を整え、内部の応力を解消する処理方法です。
- アニール処理により、切削加工時のストレスを軽減し、加工後の置き狂いを防止することができます。加工方法やアニール処理に関するアドバイスをご提供します。
アニール方法
2008/11/25 21:10
いつもお世話になっています。NC旋盤や、マシニングで、樹脂やPEEK、POMなど切削加工をしていますが、加工時のストレスで「ひずみ」「変形」「置き狂い」などでてしまいます。本などをいろいろ調べてみたら、アニールという処理がのっていました。
加工方法、アニール処理、加工後の置き狂い防止など、アドバイス頂きたいとおもいます。
現在の加工方法は、水溶性のクーラントをかけながらアルミ用のエンドミルを使用して、加工の方をしています。
ABS・PEEK・POMの加工をしています。
回答 (2件中 1~2件目)
PEEK等の精密加工を依頼した経験がありますが、
樹脂は繊維質で、材料が作られる時に内部応力が発生して、
加工によって、その繊維質が切断され、変形を起す(加工歪みが発生する)
となると、聞いた事があります。
アニール等でも限界があり、材料が丸で成形されると、中心部分の材料を
使用して精密部品は使用すると聞きました。
ですから、精密部品加工は、成形材のどの部分の材料か、
いや、此方からどの部分の材料が欲しいと指定して、
材料入手をすると、割高ですが加工歪みが小さくなります。
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熱可塑性樹脂のアニールについては、詳しいメカニズムは知りませんが、下記URLの特許の前文において概略は掴めると思います。
http://www.j-tokkyo.com/1996/B29C/JP08169056.shtml
また、より詳しい事を勉強されたいのなら、下記セミナーが紹介されておりますので利用される事をお勧め致します。
http://semi.cobs.jp/seminar/files/200901/23/9527.html
但し、プラスティック屋さんが云うアニールには、もう一つ水和処理(含水処理)がありますが、これとは異なると思いますので注意してください。
お礼
2008/11/27 20:18
ありがとうございます!今日、板厚3mmのPOM「ポリアセタール」製品を、160℃・2Hアニールしたら、溶けてしまいました。。。水和処理とは、どのような、処理なのですか??