このQ&Aは役に立ちましたか?
SUS304やSUS303の微量成分について
2023/10/15 20:27
- SUS304やSUS303についての化学成分表には鉛(Pb)、亜鉛(Zn)、カドミウム(Cd)が記載されていない。
- これらの微量成分の制限はないのか、それともゼロである必要があるのか疑問がある。
- パイプの溶出金属について評価するために、水で37~40℃で60分の浸漬条件で分析を行い、主成分の鉄以外の成分の存在を確認したい。
SUS304やSUS303の微量成分について
2007/01/10 20:17
お世話になっております。
SUS304やSUS303についてですが、
JISの化学成分表には鉛(Pb)、亜鉛(Zn)、カドミウム(Cd)については
全く記載されておりませんが、
「制限がない」という解釈になるのでしょうか?
それとも「ゼロであること」という解釈なのでしょうか?
なぜこのような質問をしたかといいますと、
上記の材質で作製したパイプの溶出金属について評価をしたいためです。
溶出条件は、水で37~40℃で60分の浸漬です。
分析レベルは数ppmです。
主成分の鉄を含めて、殆んど溶出は無いかと思うのですが、
それ以前に、Pb,Zn,Cdは存在するのか?を知りたいのです。
原材料の製造やパイプの製造工程でこれらの成分が含まれる可能性も
含めてご教授をどうぞよろしくお願いいたします。
質問者が選んだベストアンサー
対象ではないという事のようです。
C3604B でえらい経験をし、「書いていないこと」をどう理解するか勉強しました。
数ppm の件ですが、
気になる物質については自然界に、また測定した環境にどれくらい存在するか、お調べください。
たとえば「部品の温度上昇」なら室温を基準にして差分を求めます。
あと失礼ながら、測定器の精度や分解能もご確認ください。ノギスで 0.01mm を議論するような事はないように。
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
その他の回答 (2件中 1~2件目)
SUS304やSUS303の微量成分を問題にした経験があります
詳細はメーカの秘密になるので説明できませんが
加工時に付着したり、化学反応により表面に数ppbレベルが存在して問題になりました
製品と使用環境により問題になりますので、検出器で測定して確認しています
お礼
2007/01/16 10:20
us123さん、ご回答ありがとうございます。
材料自身の存在ではなく、加工時に付着や発生することもあるのですね。
表面の問題の場合は、洗浄や化学研磨でなんとかなりそうです。
やはり、保証できるようにするためには、検出(分析)が一番なのでしょうね。
もしも、補足などございましたらお願いします。
ありがとうございました。
お礼
2007/01/11 08:41
大地さんありがとうございます。
未記載の成分については対象ではないのですね。
参考になりました。
ということは、メーカーや、原材料により微量成分にはバラツキがある
のでしょうね。
溶出物の検出の件ですが、「数ppmの溶出があるかどうか」ということで、
検出機の性能は10ppb程度まで測定可能です。(原子吸光)
また何かアドバイス等ございましたら、よろしくお願いします。