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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:SUS304、316の水での腐食について)

SUS304、316の水での腐食について

2023/10/15 19:43

このQ&Aのポイント
  • 水に使用する配管において、SUS304とSUS316のどちらが有利なのかについて知りたいです。
  • 一般的には、海水や塩素イオンが多く含まれる場合にはSUS316が有利ですが、水(工場水、水道水)の場合はどうなのでしょうか。
  • 水のphや酸素濃度を調査中ですが、水温が60℃以上になった場合にはどうなるのかも知りたいです。
※ 以下は、質問の原文です

SUS304、316の水での腐食について

2007/01/24 18:47

こんにちは。装置製造メーカのものです。
工場水に使用のSUS304内面にさびが発生した経験があります。
水に使用する配管についてですが、SUS304とSUS316とではやはり
SUS316のほうが有利なのでしょうか?
一般的には、海水や塩素イオンが多く含まれる時、腐食性ガス等には
SUS316が有利なのは知っていますが、水(工場水、水道水)では
有利性があるのでしょうか。水のphや酸素濃度は現在調査中です。
また、水温が60℃とか上がった場合はどうなるのでしょうか?
インタネットで色々調べていますが、解が見つけられません。
情報お持ちの方、宜しくお願いします。

回答 (5件中 1~5件目)

2007/01/25 22:24
回答No.5

こんばんわ、金属組織を確認されてはいかがでしょう。
発生しているさびが、応力腐食によるものか、粒界腐食によるものか、もらいさびなのかを特定出来るのではないでしょうか。

応力腐食であれば、溶態化処理(熱処理)が効果的でしょう。粒界腐食によるものであれば、L材への変更などが効果的ではないでしょうか。

また、経験上 表面状態が相当さびに影響します。表面の変成層を取り除き鏡面にしてしっかり不導体化処理を行えば、304でも相当耐食性は、上がると思いますよ。

正常な表面状態にして、水のphや酸素濃度、温度の影響を確認してゆかないと、何を見てるか分からなくなりますよ。

個人的な見解ですが、60℃の水道水であればSUS304で十分耐食性がもつと思いますよ。

手元の資料を、いくつか見てみました。
古い本で、初歩と実用のステンレス講座-日本工業出版社(昭和45年初版)
こちらに、316と304の30℃、50℃、70℃の0.1%~96%までの硫酸での腐食量の比較DATAが出ています。
ご参考まで

お礼

2007/01/26 12:59

ご回答ありがとうございます。
SUS440C、SUS304、SUS316の水温上昇(60~70℃)での腐食の情報も探しています。なにかありましたら教えて下さい。

質問者

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解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。

質問する
2007/01/25 09:49
回答No.4

溶接による鋭敏化:装置内の配管の場合、溶接による熱影響をうけ鋭敏化される部分が多く、SUS304等のように炭素含有量が比較的多い材料の場合には、腐食に弱くなると考えます。
  この影響を受けにくくするには、sus304<sus304L<316<316Lの準で選択を行う。
使 用 環 境:装置内に使う場合、温水器程度の温水で、タンク内などに貯湯されるような場合、溶存酸素濃度等が高くなる為、さらに腐食環境としては高くなる。この為、貯湯層などでは、電極を設けて犠牲防食を行っている。また、配管内がポンプなどで加圧状態であると配管の溶接熱影響部等に+の応力が働くような状態になると、溶接時の残留応力、熱応力に内圧による応力がプラスされ、応力腐食割れなどの原因にもなる。
腐食:オーステナイト系ステンレス鋼の錆は、不導体化皮膜で覆われている
ことにより防いでいるが、海水や酸性雰囲気では、発錆がおこる。
 特に溶接部、冷間加工部分は、鋭敏化と不導体化皮膜の損傷により錆の発生は顕著になっている。
 前面腐食になることは、まれであるが条件さえ整えばsus316でも、いたった事例がある。(沿岸のsus316の屋根材等)
 装置で発錆が許されないのは、食品や化学品の製造装置の場合で、製品への錆の混入等は厳しい。この場合は最低でもSUS316Lを勧める。あるいはそれ以上の材質を勧める。
 今回の事例は、工業用水とある為、錆→腐食→減肉あるいは破損を考慮 してのことと思うが、SUS304L程度でその危険はさけられると考える。
 sus304L材でも固溶化熱処理(1100℃より水中急冷)を行えば316L材以上の腐食性が得られることが実証されている。
 L材の入手も固溶化熱処理もやりにくいが、検討してみてはどうか。

お礼

2007/01/26 12:57

たくさんの情報ありがとうございます。
SUS440C、SUS304、SUS316の水温上昇(60~70℃)での腐食の情報も探しています。なにかありましたら教えて下さい。

質問者
2007/01/25 00:31
回答No.3

水道水では、SUS316が有利性があります。
マンション、ビル等の飲料水槽の、電極棒 ですが、SUS306 とSUS316製が有りますが、私どもはSUS316を使用しております。価格は高くて、どちらかを選ぶかと言いますと、採用すれば損ですが、敢えて高価なSUS316を採用しております。普通の水道水ですが、発錆の仕方が全然違います。

お礼

2007/01/26 09:41

ご回答ありがとうございます。
ある文献によれば、最近はSUS316への交換が進んでいるようですが、
日本国内の80%は、SU304であり腐食の心配(塩素イオン濃度が低いのが前提)はなしともありました。電極棒とは、配管とは違う部分をいっていますか?素人ですいません・・・。

質問者
2007/01/24 19:37
回答No.2

「さび」とは、赤錆のことでしょうか?
オーステナイト系であるSUS304やSUS316の場合、赤錆の発生は考え難く、
工場水での赤錆はまずないと考えられ、tareさんが回答したように もらい
錆と考えるのが一般的と思います。
(工場水に含まれる成分などにもよりますが、、、)

なお、もらい錆はSUSの表面に付着した鉄粉などの堆積物に赤錆が発生した
ものですが、堆積物が厚くなったり、局所的な堆積であった場合、隙間腐食
やその他の二次的な腐食作用によってSUS自体が侵食されることがあるので、
可能であれば内面を洗浄して表面が荒れていたり、腐食ピットなどが発生し
ていないかなど、検査してみてはいかがでしょうか。
もらい錆よりもこちらの方が怖いので。

その他、工場水でもSUS316はSUS304よりも有利ですが、下記URLが参考に
なるかもしれません。

やはりSUS自体の侵食の状況を見ないと、その先の寿命についても
何とも言えませんが、仮にSUS自体が侵食されていた場合でも
不具合(穴あきなど)を起こすまでには時間がかかるので、SUS304で
定期的に部品を交換するか、より寿命が長くなるSUS316または、価格
にもよりますが、SUS316Lなども検討してみてはいかがでしょうか。
以上、参考になれば幸いですが。

お礼

2007/01/24 19:56

toshiさん。回答ありがとうございます。
さびはIN側で赤錆、OUTで少し黒っぽいものでした。
成分分析も行い、酸化鉄のようです。
Fe:68.7 O:27.2 Si:0.8 C:0.9 Cu:2.3
もし、もらい錆としたら他の箇所でも錆びている可能性があると
思っていますが、まだ確認出来ていません。
さびた部品は交換を予定していますが、SUS304にするかSUS316に
するかで悩んでいます。価格も違いますし。
また、アドバイスありましたら宜しくお願いします。

色々ありがとうございました。
個人的にはSUS304でいこうと思っています。
一般的な工場水はSUS304の使用なのでしょうか・・・。

質問者
2007/01/24 19:01
回答No.1

素人考えですが、
鉄粉が、水に含まれいれば、
鉄によるもらい錆びかも

お礼

2007/01/24 19:58

tareさん回答ありがとうございます。
水の成分調査を行う予定ですので、結果わかりましたら報告します。
また、相談にのって下さい。
宜しくお願いします。

質問者

お礼をおくりました

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