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SUS304焼き色処理の効率的な落とし方はある?
2023/10/15 17:28
- SUS304 300×300×1.5tの材料でワープをなくすために焼きなましを行いたいのですが、焼き色を効率的に落とす方法はありますか?
- また、チタン・SK材の焼き色処理も落とせずに困っています。
- 素人ですが、ご存知の方、アドバイスをいただけると助かります。
SUS304 焼き色処理 超素人
2007/03/27 18:04
SUS304 300×300×1.5tの材料でワープをなくすために焼きなましを行いたいのですが、それでついてしまう焼き色を効率的に落とす方法はないでしょうか?表面粗さ0.8の指定ありです。
ご存知の方、いいアドバイスをいただければ、助かります。
その他、チタン・SK材の焼き色も現在落とせずに困っています
最近働き始めた素人です。
よろしくお願い致します。
回答 (3件中 1~3件目)
ステンレスが茶色っぽくなるのを落とすのに、私はトイレ用洗剤のサンポールを使って色落とししています。ステンレスやチタンは、簡単に色を落とすことが出来ると思います。SKも色は落ちるのですが、すばやく防錆処理をしないとすぐに錆が発生します。
サンポールに浸したあと、水洗いして乾燥でうちはクレーム出たことないのですが、「酸」で色落としをしたあとの状態では、時間が経つにつれて段々と変色してくるため、色落とし後コーティング処理を行うところもあるようです。
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焼き色を着けないなら、真空の熱処理炉を使い100℃以下まで下げてから、取り出すといいでしょう。
ついたものを落とすのには、バレル研磨か、ブラスト(ホーニング)をかけると落ちます。コスト的にはブラストの方が安かったし、メディア(ガラスビーズ)も細かいので落ちやすいです。SUS304なら角ダレに注意します。
濃い焼き色の場合はバレル研磨の方がいいですが角がRになりやすいです。
チタンなどもホーニング可能です。焼結材の表面液層面もきれいになります。
表面粗さに制限があるのならば、
ラップ研磨を行うか、ショットピーニングの
細かいもの(WPC)を用いればよいと思います。
チタンのように研磨が非常に困難なものは
ショットピーニングで研磨することも
あるので、ステンレスでも可能でしょう。
電解研磨でも軽く行うだけで簡単に落ちます。
これは学生時代に私が経験しているので
間違いありません。条件だしは面倒ですが・・・
ワープというのを存じ上げないので、
焼鈍温度がはっきりしませんが、
焼鈍時の雰囲気も考慮すべき事項ですね。
大概の金属は高温ほど酸化速度が速く、
低温ほど酸素と結びつきやすくなります。
つまり中途半端な温度を選ぶと一気に酸化します。
テンパーカラーを落とす作業を楽にするためにも
焼鈍の雰囲気や温度も考慮してみてはいかがでしょうか。