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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:素地調整後の目視判定)

クライアント要求:ニアホワイトメタル(SSPC-SP10)の塗装前の素地調整について

2023/10/15 16:21

このQ&Aのポイント
  • クライアントからの要求により、SS材の塗装の前には素地調整を行います。
  • クライアントの要求仕様は、ニアホワイトメタル(SSPC-SP10)の使用です。
  • 目視で判断するために、写真の載った書籍(和書)を探しており、知見のある方からのアドバイスをお待ちしています。
※ 以下は、質問の原文です

素地調整後の目視判定

2007/05/04 12:13

SS材の塗装の前に素地調整として、クライアントより
ニアホワイトメタル(SSPC-SP10)の要求があります。
当然ブラストを行うのですが、
『除去しきれないスケールの残りが平方インチあたり5%未満』
というのを目視で判断すべく、写真の載った書籍(和書)を
探しています。
知見のある方に御教示頂きたく、宜しくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2007/05/09 11:07
回答No.1

 長くなりますが、まず記号の説明から始めて、結論と対策と進みます。
1. 「SSPC-SP10」というのは、米国のSSPC(鉄鋼構造物塗装協議会)が定めた塗装前の表面下地処理(suraface preparation)の規格番号です。このSSPC-SP10規格の名称は「NACE No.2 Near White Blast Cleaning」です。名称のとおり、ブラストにより鋼材表面をニアーホワイトメタル程度の除錆度を作るための規格です。
2. ブラストとは、鋼材表面のミルスケール(黒皮)・サビ・ラストスケール・旧塗膜などを取り除く作業ですが、SSPCでは、ブラストにもグレードを定め、除錆度が高い順からホワイトメタル、ニアーホワイトメタル、コマーシャル、スイープと、4段階に分けています。ホワイトメタルはほぼ100%の除錆度となります。ニアーホワイトはその次ですね。
3. さて和書ですが、これはありません。SSPC-SP10の邦訳版は日本規格協会にも、関係団体にもありません。JISには、塗装前の表面下地処理の規格自体がありません。外国規格のSSPC-SP10規格の原文か、ISO規格のISO 8501-1(これはスエーデン規格のSIS 05 5900と同じ)を使うしかありません。
 ところで、SSPC-SP10とISO 8501-1(つまりSIS 05 5900)には、どれとどれが等しいかの読み替えがあります。だから、どれかの規格の邦訳版があればいいわけです。
4. そこで対策です。日本造船技術研究協会が、上記「SIS 05 5900」規格の邦訳版を「塗装前鋼材表面処理基準」という名前で発行しています。これはカラーの写真付きです。これを入手してください。又、専門メーカーである関西ペイントさんの「重防食用塗料の技術資料」である下記サイトがすごく役立ちますので、参考に読んでみてください。
http://www.kansai.co.jp/products/heavy_duty/khd/tech/tech_009.html

以上

お礼

2007/05/09 15:40

アドバイス有難うございます。大変参考になりました。
「塗装前鋼材表面処理基準」については、1978年度版の
写真が載ったものを何とか入手できましたが、最新版の
年度について疑問が残る為、「SSPC VIS 1」の入手を
検討しています。

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