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B練のニーダー使用について
2023/10/15 16:21
- ゴムの練り工程でのB練とは、ニーダーを使用して行われる工程です。
- ニーダーでB練を行うことで温度が上がり、スコーチを起こす可能性がありますが、ニーダー内の温度は80℃程度で問題ありません。
- ゴム材質がNRである場合、ニーダーを使用してB練を行うことは一般的な方法です。温度が低いとA練り時に分散不良が起きる可能性があるため注意が必要です。
B練のニーダー使用について
2007/05/06 18:04
ゴムの練り工程を行う際、A練;ニーダー、バンバリー等 B練;ロールという工程で認識しておりましたが、先日ゴムメーカーに行ったところ、
A練;ニーダー、B練;ニーダーで行っているという話を聞きました。
ニーダーでB練を行うと、温度が上がりすぎてスコーチを起こすのではないかと心配なのですが、ニーダー内の温度は80℃くらいなので問題ないとの話です。このような方法は聞いたことがないのですが、練り工程としては一般的なのでしょうか?また、温度が低いと、A練り時に分散不良が起きないか心配です。ご教授下さい。
ゴム材質はNRです。
質問者が選んだベストアンサー
当方ゴム屋です!
言われるように基本的にはバンバリー⇒ロールですが今は殆どがニーダー
かとおもいます。また、今のニーダーは言われるように平均温度が80度なので特にスコーチ等は問題ありません。
どうしてもロールじゃないという話になるときっとメーカーさんは値上げを確実にしてくると思います。1時間に練り上がる量が倍以上変わります。
ニーダーを使用してのA練り時の分散不良はNRなら特に問題ないかと考えます。うちもニーダーでA練りしている材料もありますよ。
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その他の回答 (2件中 1~2件目)
自分は、ゴムでもBMCでも、ニーダーとロールでやっていましたが、おっしゃるとおり、ロールのほうが面積が広げる分、冷却効率が良いと思います。
ゴムの場合は、こんな工程にしていました。
?固いベースポリマー(ゼオンNBR、フッ素の一部)
ニーダー(カーボン、顔料マスターバッチや可塑剤)⇒ロール三角練り⇒ロール三角練り⇒ニーダー(加硫剤)
?マスターバッチ(ゼオンやJSR)
ロール三角練り(カーボン、顔料マスターバッチや可塑剤)⇒ロール三角練り⇒ニーダー(加硫剤)
?柔らかいベースポリマー(信越・GE等のシリコーン)
ロール三角練り(カーボン、顔料マスターバッチや可塑剤)⇒ロール三角練り⇒ニーダー(加硫剤)
これと比較し、BMCは樹脂こそ違いますが、ガラスチョップとハイジライト等のフィラーと樹脂と添加剤と硬化剤(パーオキサイドは、原理的にラジカル発生剤として、ゴムでは加硫剤・BMCでは硬化剤・アクリル重合では反応開始剤として用いられます。成形では加硫剤・硬化剤として5分半減期温度で硬化させ、開始剤としては1時間半減期温度で反応します。)等が一般で、ニーダー等で混練します。
やはり、自分はジャケット30℃で内温60℃位に組んでましたが、部分的に80℃にはなっていたでしょう。
樹脂屋としてアドバイスは、発熱の制御には、発熱吸収剤(五井化成ノフマMSDやラウリルメルカプタン等の原理的にはラジカル連鎖移動剤。成形では発熱吸収剤、アクリル重合では鎖長調整剤。)と加硫剤・硬化剤を振って硬化曲線のイメージを作ると判りやすいですよ。
お礼
2007/05/07 04:45
回答ありがとうございます。
発熱の心配はありますが、配合面等注意が必要ですが、B練りは可能のようですね。
お礼
2007/05/23 04:40
お礼が遅くなり申し訳ございません!
ニーダー内温度はそれほど高くないものもあるんですね。
ニーダーでのB練りも一般的手法なことが分かりました。
ありがとうございました。