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油圧シリンダとガイドの選定
2023/10/15 14:35
- 油圧シリンダの選定について、出力50KNを出すにはシリンダの内径や設定圧力を変更する方法があります。
- ガイド(スライドブッシュ)の選定では、吊り下げる負荷やストロークに基づいてモーメント加重を計算するか、出力50KNに耐える能力を持つものを選ぶかを検討する必要があります。
- 油圧シリンダとガイドの選定方法についてお教えください。
油圧シリンダとガイドの選定
2007/06/16 08:31
今度、油圧シリンダを使って圧入機を作ることになりました。
油圧シリンダを使うのが初めてで、選定についてカタログを眺めているのですが例えば、出力50KNを出したい場合
カタログの出力表を見ると設定圧力10Mpaシリンダ内径φ80となります。少し余裕を持ちたいためもう1サイズ大きいものにしようと考えているのですが、
シリンダのサイズを変更せずに設定圧力を10から14Mpaにしたほうがいいのか設定圧力はそのまま10Mpaでシリンダ内径をφ80からφ100にするのと
どちらが正しい選定の仕方になりますか?
あと、シリンダの上下移動にガイド(スライドブッシュ)を設けようと考えていますがガイドを選定する場合は吊り下げる負荷(上型重量)とストロークで
モーメント加重を計算を計算すればいいのか出力50KNに耐える計算をすればいいのか悩んでいます。
この2件についてご教授いただけないでしょうか。
回答 (5件中 1~5件目)
シリンダの選定は10MPaのシリンダを使う場合φ100で負荷率80%で6280N(押)
は見てください。
ちなみにストロークは?速度は?頻度は?
内径・ストローク・シリンダ速度でユニットは決まります。
予算は?
高圧であればシリンダ内径が小さくなり流量は小さくなりますがモータサイズ
・ポンプの価格が上がります。
低圧は逆です。
ユニットの価格を上げるかシリンダの価格を上げるか・・・
仕様と価格の兼ね合いです。
私は圧力別にメーカを選定します。各メーカありますが仕様圧により
価格・仕様・耐久性に得意・不得意があります。
シリンダは納期・商品数・価格で各メーカ得意・不得意があります。
上記ストローク・予算の返答いただければ推奨メーカアドバイスできます。
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油圧はシステム設計からですので、いきなりシリンダをみてはいけません。
システムのおおきさはポンプで決まります。 吐出圧、流量を P,Qとすると、 PXQ=Kw の次元になり、これで仕事率が決まります。
油圧機器の圧力等級は3.5Mp/7Mp/14Mp/21Mp/35Mp/70Mpとなっており、10Mpの機器は市販されていてもマイナーです。結果として14Mp級の機器を使うことになります。結論からいって、14Mpが妥当でしょう。
ガイドに関してはカシメ型の構造から来る、偏荷重の最大値を想定すべきであり、回答をするだけの情報量がありません。
圧入機の使用頻度も示してください。シリンダーの選定に重要なファクターです。
シリンダー径を大きくすると、同じスピードで動かすとき、ポンプの流量を大きくしなければいけませんのでご注意を。
圧入機と言うことですが以下も参考になさってください
シリンダーと油圧ユニットの組み合わせで使用いたしました
フレームも市販されていたと記憶しています
http://www.hydraulic.co.jp/contents/riken/riken.htm
圧入機はいつもスムーズに圧入されるとは限らないので
かなりの余裕が無いとどうにもならなくなります
こちらのサイトでも圧入力の質問がよく出ていますが
一応の理論式はありますが研究者の方には申し訳ないのですが
あまり期待は出来ません大概圧入力は高くなります
上記のシリンダーはロッドが太く設計されているのでガイドは不要です
シリンダーサイズ毎にフレームが決められているので強度計算は
メーカーに問い合わせれば結論が出ると思います