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ボーリング作業を効率化する方法はあるか?
2023/10/15 14:17
- 公差H7の穴をあけるために、ドリルで下穴をあけ、ボーリングバーで1回削り、計測をして、ボーリングバーの調整をして、再度切り込むという方法では機械を止める必要があります。
- この作業を省略し、無人化を行う方法はないか悩んでいます。
- 機械は新日本工機の中型5面加工機を使用し、ワークはt16のSS400のプレートで、穴(貫通)はφ50とφ68のH7です。
ボーリング。この方法しかない?
2007/06/27 08:46
いつも素人質問で失礼致します。
公差H7の穴をあけるために、ドリルで下穴をあけ、
ボーリングバーで1回削り、
計測をして、
ボーリングバーの調整をして、再度切り込む。
このやりかたですと、かならず機械を止めての計測作業等が入ってしまいます。
これを省略して、無人化を行なう方法はないものでしょうか?
細かい条件を書けずにすみませんでした。
機械:新日本工機の中型5面加工機
ワーク:t16のSS400のプレート
穴(貫通):φ50とφ68のH7
です。
質問者が選んだベストアンサー
なるほどこの直径だとリーマも無いことはないですがボーリングのほうが早いですね
うちでもこの直径のボーリングはよくありますが 初期摩耗を出した後は
結構安定しますよ
1.仕上げボーリングの取りしろを一定にする
2.初期摩耗が済むまでは有人加工にする
3.水溶性クーラントをどっさりかける
加工順
1.下穴 直径で1.0mm残し
2.中仕上げボーリング 直径で0.4mm残し
3.仕上げボーリング
仕上げの条件
チップ:サーメット ノーズR0.4
水溶性クーラント仕様 チョロチョロでなくドッサリかける
切削速度 180m/min前後
送り 0.1~0.15mm/rev
初期摩耗は慣れれば超硬ハンドラッパで擦ってもできますが
加工しながらするのが間違い無いですね
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その他の回答 (12件中 1~5件目)
記憶が定かでないのですが
日研工作所のカタログに ”ならし”と称した初期摩耗をとる方法が
載っていました
たしか 条件を半分くらいに落として ならして いたと記憶しています
日研に聞いてはどうですか?
お礼
2007/09/19 14:42
なるほど。いわゆる1つのノウハウってやつですね。
ありがとうございます。
回答(8)ですが、SS400では、出来ないんですか?
お礼
2007/09/18 15:20
できないというよりやっていないようです。
こんばんは
アイデアでよろしければ
φ68のH7(-0+0.03)なら
剛性のある機械の主軸・アーバー(例LD比2以内)の条件ですが・・・。
とりあえず一度公差の中間(+0.015位)で加工されてるアーバーを
測定します。
測定箇所は、チップの外周先端切れ刃とすぐ近くのアーバー外周部(刃先
とアーバー中芯線上)の段差で、測定器はツールプリセッターを使用し2μ
前後で測ります。
次からはこの段差(2μ以内)でチップの出具合を合わせれば一発で出ると
思います。なお刃物の形状が変わると背分力(寸法に影響する切削抵抗)
が変わり、穴径に影響しますので変えないようにして下さい。
ボーリングより、エンドミルで回したほうが、早いのでは?
機械の精度にもよりますが?
お礼
2007/06/29 09:16
ありがとうございます。
アルミだとそういうこともやるようですが…。
下穴加工>中仕上げボーリング>仕上げボーリングの順にすれば加工寸法は安定します
あとはチップの摩耗(寸法変化)を一穴毎に把握して
初期摩耗と安定期と寿命の変化をつかめば良いと思います
もちろんですがATCによる微少なゴミへの対策は必要です
直径が大きくてどうしても安定しない場合は仕上げボーリングなど有人加工
の工具ばかりプログラムの最後に集める方法も効果はあると思います
お礼
2007/06/27 16:19
ご回答ありがとうございます。
加工条件等を追記しました。
お礼
2007/09/18 15:24
ありがとうございます。
何穴ぐらい明ければ初期磨耗がなくなるか、
これはノウハウの世界ですね。